動かない腕時計は売れる?止まった理由別の判断早見表
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引き出しや桐箱から出てきた腕時計が、止まったまま動かない。動かない時計を前にして本当に困るのは、値段が安いことではなく、捨てていいのか売れるのかを判断する材料が自分にないことだと思います。
「電池切れでも売れます」と書かれた記事はいくつも見つかります。ただ、そこで終わってしまうと、手元の1本がその「売れます」に含まれるのかが分かりません。止まっている理由は、電池切れだけとは限らないからです。
この記事では、止まった理由を先に切り分けたうえで、原因ごとに売却可否と査定への影響を整理します。
読み終えたときに、手元の時計を「そのまま査定に出す/修理は考えない/今は手放さない」に自分で仕分けでき、問い合わせのときに何を伝えればいいかまで分かる状態を目指しています。
この記事でわかること
結論:電池切れの腕時計は売れる。ただし「止まった理由」で評価は変わる

先に結論だけお伝えします。電池が切れて止まっている腕時計は、買取の対象になります。動いていないこと自体が、そのまま「価値ゼロ」を意味するわけではありません。
ただし、査定額は「動くか動かないか」の二択では決まりません。なぜ止まっているのかによって、評価の見方が変わります。
同じ「止まっている時計」でも、電池が切れているだけの個体と、電池を入れたまま何年も放置して内部が腐食している個体とでは、扱いがまったく違うためです。
電池切れと故障は別物として扱われる
クォーツ時計(電池で動くタイプ)が止まる理由は、大きく分けて「電池の消耗」と「内部の不具合」の2つです。
電池の消耗だけであれば、交換すれば再び動く可能性が高く、査定でも大きな減点にはなりにくい状態です。
一方で、内部の回路やムーブメント(時計を動かす機械部分)に不具合がある場合は、修理費用を織り込んだ評価になります。
買取業者が電池切れの時計を慎重に見るのは、「電池切れだから」ではなく、外から見ただけではどちらか判断できないからです。この違いを知っておくと、査定結果の説明も理解しやすくなります。
値段がつきやすい状態・つきにくい状態の境界線
値段がつきやすいのは、ブランドやモデルに中古市場での需要があり、内部への影響が少ない個体です。素材そのものに価値がある時計(金無垢ケースなど)も、動作とは別の軸で評価されます。
反対に値段がつきにくいのは、ノーブランドや量販品で、さらに液漏れやサビが進んでいる個体です。この場合、修理費が中古販売価格を上回ってしまい、買取が難しくなることがあります。
ただし、まとめて相談すれば引き取り自体には対応してもらえる場合もあるため、「値段がつかない=相談できない」ではありません。
【早見表】状態別の売却可否の目安
| 状態 | 売却可否の目安 | 査定で見られる点 |
|---|---|---|
| 電池切れのみ(外観・内部に異常なし) | 売れる可能性が高い | ブランド、モデル、外装の状態、付属品 |
| 機械式で長年止まっている | 売れる可能性が高い | ブランド、ムーブメントの種類、サビや衝撃痕の有無 |
| 電池の液漏れ・端子のサビあり | 減額または要相談 | 腐食の範囲、文字盤や針への影響 |
| ソーラー時計で充電しても動かない | ブランドにより分かれる | 二次電池の状態、モデルの需要 |
| スマートウォッチでロックが残っている | 買取不可の場合あり | アクティベーションロックの解除状況 |
| ガラス割れ・部品欠品あり | 減額または要相談 | 欠品部品の入手可否、修理費 |
| ノーブランドで動作不良 | 値段がつきにくい | 素材(金無垢など)、まとめての取り扱い |
ここから先は、この表の「自分がどの行に当たるか」を確かめていく流れになります。まずは切り分けからです。
まず確認:あなたの時計はどのタイプ?(3分の自己診断)

買取相場を調べる前に、手元の時計がどの種類かを確認しておくと、あとの判断がずっと早くなります。
種類によって「止まる理由」がまったく違うためです。ここは工具も知識も不要で、見るだけでできます。
クォーツ/機械式/ソーラー/スマートウォッチの見分け方
- クォーツ:秒針が1秒ごとにカチカチと進む。文字盤に「QUARTZ」の表記があることが多い
- 機械式:秒針がなめらかに流れるように動く。文字盤やケース裏に「AUTOMATIC」「自動巻」などの表記が見られる
- ソーラー:文字盤に「SOLAR」「エコ・ドライブ」などの表記がある。電池交換ではなく光で充電するタイプ
- スマートウォッチ:画面が液晶・有機ELで、充電ケーブルや専用充電器が必要なもの
止まっている状態では秒針の動きが確認できないので、その場合は文字盤とケース裏の表記を優先して見てください。
裏蓋・文字盤で確認できること
裏蓋には、型番やシリアルナンバー、素材の表記が刻まれていることがあります。査定でよく参照されるのは次のような情報です。
- 裏蓋の型番・製造番号(メーカーによって位置や桁数が異なります)
- 素材の刻印(「750」「K18」なら18金、「925」ならシルバー、「STAINLESS STEEL」ならステンレスなど)
- 文字盤のブランド名、モデル名の表記
- ケース側面やラグ内側の刻印
数字の羅列が読み取れれば十分です。それが型番なのかシリアルなのかを自分で判別する必要はありません。
やってもいいこと/やってはいけない確認方法
やってもいいのは、リューズ(側面のつまみ)を軽く回して手応えを見る、機械式であれば数回ゆすってみる、といった程度です。針が少しでも動けば、機構が完全に固まってはいないと判断できます。
一方で、裏蓋を自分で開ける、分解する、洗剤や研磨剤で磨くのは避けてください。理由は次の見出しで詳しく触れますが、傷や防水性能の低下につながり、査定に影響することがあります。
よくある相談:「型番がどこに書いてあるか分からない」
刻印が小さくて読み取れない、そもそもどこを見ればいいか分からない、という相談はよくあります。
この場合、無理に読み取ろうとせず、裏蓋全体、文字盤全体、側面の3方向を写真に撮っておくのが現実的です。相談時にその写真を送れば、こちらで確認できる場合があります。
原因別に見る、売却可否と査定への影響

ここが記事の中心です。自分の時計が当てはまる項目だけ読んでいただければ十分です。
電池が切れているだけの場合
外観に異常がなく、単純に電池が消耗しているだけであれば、買取のハードルは高くありません。査定ではブランド、モデル、外装の傷、付属品の有無といった、動作以外の要素が中心になります。
この状態であれば、電池を入れずにそのまま持ち込んでも査定は進みます。詳しくは後述しますが、自分で電池交換をしてから出すことが、必ずしもプラスに働くとは限りません。
電池を入れたまま長期保管し、液漏れ・サビがある場合
電池を入れっぱなしで数年放置すると、電池から漏れた成分で端子が腐食することがあります。裏蓋を開けなくても、時計を振ったときに内部でカサつく音がする、文字盤に変色があるといった兆候が出ることがあります。
腐食が端子だけで止まっていれば修理で対応できる範囲ですが、ムーブメント全体に及んでいると修理費がかさみ、減額または買取が難しくなる場合があります。
ただし、これはブランドやモデルの価値との兼ね合いで決まるため、状態が悪いという理由だけで諦める必要はありません。
機械式で長年動かしていない・ゼンマイが巻けない場合
機械式時計は、数年動かしていないと内部の油が固まり、ゼンマイを巻いても動かないことがあります。これは故障というより、休止状態に近いものです。
オーバーホール(分解洗浄・注油)で動き出すケースも多く、不動のままでも評価されるブランドは少なくありません。
むしろ、動かないからと自分で無理にリューズを巻き続けると、ゼンマイや巻き真を傷める可能性があります。手応えが重い、まったく巻けないという場合は、そこで止めておくのが無難です。
ソーラー時計で二次電池が劣化している場合
ソーラー時計は電池交換ではなく、内部の二次電池(充電池)に光で充電する仕組みです。長期間暗い場所に保管していただけであれば、明るい窓際に数時間から1日ほど置くと動き出すことがあります。
それでも動かない場合は、二次電池自体が寿命を迎えている可能性があります。この部品はメーカーや専門店での交換になるため、一般的な電池交換とは費用感が異なります。
ソーラーは市販のボタン電池を入れて直すものではない、という点だけ押さえておいてください。
スマートウォッチでバッテリーが膨らむ・ロックが解除できない場合
スマートウォッチで最も影響が大きいのは、アクティベーションロックが残っているかどうかです。Apple Watchであれば、「探す」をオフにしてペアリングを解除し、初期化しておく必要があります。
ロックがかかったままだと次の利用者が使えないため、買取が難しくなったり、大きく減額されたりします。
また、リチウムイオン電池が膨らんで裏蓋が浮いている場合は、配送方法に制限が出ることがあります。宅配で送る前に、その状態であることを事前に伝えて確認しておくと確実です。
ガラス割れ・リューズ欠品・ベルト劣化がある場合
外装の破損は、修理費と部品の入手可否で評価が分かれます。純正部品の供給が続いているモデルであれば修理を前提に評価できますが、供給が終了している古いモデルは、部品取りとしての評価になることがあります。
ベルトの劣化は比較的影響が小さい部類です。革ベルトは消耗品として扱われることが多く、劣化していても本体の評価が大きく変わるとは限りません。
純正の元ベルトが残っている場合は、劣化していても一緒に出してください。
ノーブランド・素材価値で見られる場合
ブランドが分からない、あるいは量販品でも、ケースが金無垢であれば素材としての評価が可能な場合があります。裏蓋に「K18」「750」「585」などの刻印があるかを確認してみてください。
刻印がなく、素材もステンレスやメッキであれば、単体では値段がつきにくいのが実情です。ただし他の品物とまとめて相談すれば、引き取りを含めて対応できる場合があります。
| 止まった原因 | 売れやすさ | 査定で見られるポイント | 自分でやること |
|---|---|---|---|
| 電池切れのみ | 高い | ブランド・外装・付属品 | そのまま査定へ |
| 液漏れ・サビ | 状態次第 | 腐食の範囲 | 電池を抜かず現状を伝える |
| 機械式の長期停止 | 高い | ブランド・ムーブメント | 無理に巻かない |
| ソーラーの二次電池劣化 | ブランド次第 | モデルの需要 | まず明るい場所で試す |
| スマートウォッチのロック | 解除できれば可 | ロック解除・初期化 | 「探す」をオフにする |
| ガラス割れ・部品欠品 | 減額あり | 部品供給の有無 | 欠けた部品も保管 |
| ノーブランドの不動 | 低い | 素材の刻印 | K18などの刻印を確認 |
査定に出す前にやってはいけない5つのこと

ここは、今まさにやろうとしている方に読んでいただきたい部分です。良かれと思ってした手入れが、結果的に査定額を下げることがあります。
1. 自分で裏蓋を開けて電池を交換する
市販の工具で裏蓋をこじ開けると、蓋の縁に工具の傷が残ります。この傷は外から見えるため、査定でマイナスに働くことがあります。
さらに、裏蓋のパッキンを傷めると防水性能が損なわれ、再販時にオーバーホールが必要になる場合もあります。
特に高級機や、ねじ込み式の裏蓋を持つモデルは、自己開封のリスクが大きい部類です。動くかどうかを確かめたい気持ちは分かりますが、止まったまま出しても査定は進みます。
2. 研磨剤や超音波洗浄で磨く
コンパウンドなどで磨くと、細かい傷は目立たなくなる代わりに、ケースの角が丸くなったり、鏡面と艶消しの仕上げ分けが消えたりします。
時計の仕上げは工場出荷時の状態が評価されるため、素人研磨は元に戻せないマイナスになりやすい行為です。
汚れが気になる場合は、乾いた柔らかい布で軽く拭く程度にとどめてください。
3. 分解・社外部品への交換
針やリューズ、ベルトを社外品に替えると、純正でなくなった時点で評価が変わることがあります。壊れた純正部品でも、捨てずに一緒に出したほうが良い場合があります。
4. 保証書や付属品を処分する
箱、保証書、余りのコマ、取扱説明書は、揃っているほど評価しやすくなります。
遺品整理の場面では、時計と付属品が別々の場所にしまわれていることもあるので、引き出しや押し入れも一度確認してみてください。
5. アンティークを過度にクリーニングする
古い時計は、経年による風合いそのものが評価対象になることがあります。文字盤の変色を落とそうとすると、かえって価値を損ねる場合があるため、現状のまま見てもらうのが安全です。
査定スタッフのコメント
「電池を入れてから持って行ったほうがいいですか」というご質問はよくいただきます。こちらからは、電池交換はされなくて結構です、とご案内しています。
動作の有無はこちらで確認できますし、裏蓋を開けた形跡があると、そのこと自体を状態として確認する必要が出てくるためです。
また、電池の液漏れが疑われる場合も、無理に電池を取り出さず、そのままお持ちいただくか、状態を伝えたうえでご相談ください。
判断に迷ったときは、作業をする前に電話かLINEで「この状態でも見てもらえますか」と一言確認していただくのが、いちばん確実です。
修理・電池交換をしてから売ると得か損か

結論から言うと、多くのケースでは、修理をせずにそのまま査定へ出したほうが手間もコストも抑えられます。ただし例外もあるので、線引きを整理しておきます。
費用を回収しやすいケース
- 中古市場で継続的に需要がある人気モデル
- もともとの価格帯が高く、修理費の比率が相対的に小さい時計
- 箱・保証書などの付属品が揃っており、整備済みであることの価値が伝わる場合
この場合でも、修理に出す前に査定額の目安を聞いておくと判断しやすくなります。
整備前と整備後で見込みがどう変わるかを確認できれば、費用をかける意味があるかを数字で比べられます。
回収しづらいケース
- オーバーホール費用が、その時計の中古相場に対して大きい場合
- 部品の供給が終了しており、修理そのものを受けてもらえない場合
- ノーブランドや量販品で、整備しても販売価格が上がりにくい場合
特に注意したいのが、修理の見積もりを取った時点で費用が発生する場合があることです。見積もり無料かどうかは、依頼前に確認しておいてください。
判断基準3つ:修理する前に自問すること
- その修理費は、査定額の見込みに対して何割か(見込みを超えるなら、かける意味は薄い)
- その時計を、修理してでも手元に残したいか(残すなら修理、手放すなら不要)
- 実家の片付けなど期限のある整理の中で、修理を待つ時間があるか
| そのまま売る | 電池交換してから売る | オーバーホールしてから売る | |
|---|---|---|---|
| 費用 | かからない | 数千円程度 | 数万円になることがある |
| 時間 | 最短で進む | 数日〜 | 数週間〜数か月 |
| 査定への影響 | 不動として評価 | 店で交換すれば影響は小さい | モデル次第でプラス |
| リスク | 少ない | 自分で開けると減額の可能性 | 費用を回収できない可能性 |
| 向いている人 | 複数本を早く整理したい人 | 動作を確認したい人 | 高額帯の1本を持つ人 |
なお、どこまでが査定の対象になるかは業者ごとに範囲が違います。
腕時計だけでなく懐中時計やアンティーク、スマートウォッチまで扱っているかどうかで、相談できる幅が変わってきます。
判断の前に、時計買取で査定対象になる種類とブランドを確認しておくと、修理に費用をかけるべきかどうかの見当もつけやすくなります。
修理に出すかどうかは、査定額の目安が分かってから決めても遅くありません。
査定もキャンセルも無料なので、まずはLINEで写真を送り、金額を見たうえで手放すか残すかを選ぶ、という進め方もできます。
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動作未確認のまま売るときの、具体的な進め方

ここからは手続きの話です。動かない時計を売るときは、先に状態を伝えておくほど話が早く進みます。隠して出すメリットは特にありません。
問い合わせ時に伝えると案内が早い5つの情報
- 時計の種類(腕時計か懐中時計か、クォーツか機械式かソーラーか)
- 点数(何本あるか。時計以外もあるならその旨も)
- ブランド名または刻印(読み取れる範囲で構いません)
- 状態(止まっている、ガラスが割れている、電池が入ったままなど)
- 付属品の有無(箱、保証書、余りコマ)
この5つが分かれば、査定に進めそうか、どの買取方法が向いているかまで一度に案内できることが多くなります。
型番が分からないときの伝え方
型番が読めなくても問題ありません。写真であれば、次の3枚を撮っておけば大半の判別ができます。
- 文字盤全体(ブランド名と表記が写るように)
- 裏蓋全体(刻印が読める距離で)
- 側面(リューズやケースの厚みが分かるように)
ピントが合わない場合は、明るい場所で少し離れて撮ってから拡大すると読み取りやすくなります。
店頭・出張・宅配、どれを選ぶべきか
| 方法 | 向いている状況 | 注意点 |
|---|---|---|
| 店頭買取 | 本数が少ない/その場で結果を知りたい | 持ち込む時間の確保が必要 |
| 出張買取 | 点数が多い/掛時計など大型も含む/実家の整理とまとめて | 対応エリアと日程調整の確認が必要 |
| 宅配買取 | 店舗に行く時間がない/対面を避けたい/遠方 | 梱包と発送の手間、送付前の状態連絡 |
遺品整理や自宅の片付けと並行している場合は、時計以外の品物も一緒に見てもらえるかどうかで効率が大きく変わります。
動作未確認の時計を相談するときの買取方法を先に確認しておくと、受付時間や進め方に合わせて予定を組みやすくなります。
買取時に必要な本人確認
買取は古物営業法にもとづく取引にあたるため、売却時には本人確認が必要です。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を用意してください。
宅配買取のような非対面の取引では、書類の画像送付など、法令で定められた方法での確認を求められます。
また、原則として売主本人の確認になります。相続した品物をご家族の代表者が売却する場合の扱いは業者によって案内が異なるため、事前に相談しておくとスムーズです。
査定額に納得できなかった場合の扱い
査定額を見てから断ることはできます。確認しておきたいのは次の3点です。
- 査定料・キャンセル料がかかるかどうか
- 宅配買取で成立しなかった場合、返送料はどちらの負担か
- 返送までにかかるおおよその日数
この3点が申し込み前に分かる業者であれば、断る前提で査定に出しても不利益は生じにくくなります。
査定スタッフのコメント
「何本かまとめて見てほしい」「時計以外も一緒に相談したい」というお問い合わせもよくあります。
こうした場合は、まず点数と品物の種類を伺い、掛時計や置時計のような大型のものが含まれるか、時計以外に家具や食器などがあるかを確認したうえで、店頭・出張・宅配のどれが適しているかをご案内しています。
点数が多いときや実家の整理と重なるときは、宅配より出張のほうが手間が少なく済むこともあります。
お電話やメールの際に「腕時計が5本、うち3本は止まっている」といった形で本数と状態を伝えていただければ、その場で進め方までご案内できます。
そのまま売却が向いている人・向いていない人
ここまでを踏まえて、自分がどの立場かを決めてしまいましょう。
そのまま査定に出したほうがよい人
- 複数本あり、まとめて整理したい人
- 片付けに期限があり、修理を待つ時間がない人
- ブランドや価値が分からず、まず線引きだけしたい人
- ノーブランドや量販品が中心の人
一度修理を検討したほうがよい人
- 高額帯のブランド時計で、付属品が揃っている人
- 整備すれば自分で使い続ける可能性がある人
- 機械式で、動けば実用したいと考えている人
今は手放さないほうがよい人
- 形見として残す判断が家族の中でまだ固まっていない人
- 現行モデルで、保証期間が残っている人
- 他の相続人と分け方を相談中の人
迷った場合は、査定額を聞いてから決めても構いません。金額が分かってから「残す」を選ぶことは、いつでもできます。
よくある失敗と、防ぐ方法
まとめて処分に出して、価値のある1本を一緒に手放す
不用品として一括で引き取ってもらった中に、価値のある個体が混ざっていた、というのは避けたい失敗です。
防ぐには、時計だけは処分に出す前に別にしておき、まとめて見てもらう手順を先に踏むことです。
「動かないから」と自己判断で捨てる
不動でも評価されるブランドがある以上、動作だけを基準に捨てる判断は避けたほうが無難です。捨てる前に、この記事の早見表でどの行に当たるかだけ確認してみてください。
電池を入れっぱなしのまま保管を続ける
今すぐ売らない場合でも、電池を入れたままの放置は液漏れのリスクを高めます。保管を続けるなら、時計店で電池を抜いてもらう選択もあります。
付属品を先に処分してしまう
片付けの流れで、箱や保証書だけ先に捨ててしまうことがあります。時計本体と付属品はセットにしておいてください。
基準が不明な業者に任せてしまう
不動品の扱いを明示していない業者に出すと、なぜその金額なのかが分からないまま終わります。判断軸は次の見出しで整理します。
動かない時計を何本も持ち込むのは、時間も気力も要ります。宅配買取なら段ボールに詰めて送るだけで、店頭でのやり取りは不要です。電話やメールは24時間受け付けているので、実家の片付けの合間にも動けます。
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動かない時計を任せる業者の選び方チェックポイント
不動品を扱う場合、確認したいのは「高く買う」と書いてあるかどうかではなく、どう評価するかを説明しているかです。
- 不動品・ジャンク品の査定基準を明示しているか:買取対象に含まれるかどうかがサイト上で分かること
- ムーブメントや素材まで見て評価しているか:状態・年式・ブランド・機構のどこを見るかが示されていること
- 買取不成立時の返送条件が事前に分かるか:キャンセル料と返送料の負担が明記されていること
- 時計以外もまとめて相談できるか:遺品整理や自宅整理と並行するなら重要な条件
- 相談窓口が複数あるか:電話が苦手ならメールやLINEで写真を送れる窓口があるか
この5点を満たしているかは、依頼前にサイトを見れば確認できます。
たとえばトレジャーマーケットの時計買取ページでは、腕時計・懐中時計・アンティーク・スマートウォッチまでを対象とし、状態や年式、ブランド、ムーブメントを見て評価することが示されています。
判断軸を持ったうえで見比べると、自分の時計を任せられるかどうかを自分で判断できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 電池切れの腕時計でも買取してもらえますか?
A. 買取対象になります。ただし止まっている理由によって評価が変わるため、液漏れの有無や外装の状態も一緒に見られます。
Q. 自分で電池を交換してから持ち込んだほうが高くなりますか?
A. 必ずしも高くなるとは限りません。自分で裏蓋を開けると傷やパッキンの劣化につながることがあるため、止まったままお持ちいただいて問題ありません。
Q. 電池の液漏れがある時計は買取できませんか?
A. 腐食の範囲によります。端子周辺にとどまっていれば査定できる場合があり、ムーブメント全体に及んでいると減額または買取が難しくなることがあります。
Q. 動かないソーラー時計は売れますか?
A. ブランドやモデルによって分かれます。まず明るい場所に数時間から1日置いてみて、それでも動かない場合は二次電池の劣化として相談してください。
Q. 動かなくなったスマートウォッチは買取対象になりますか?
A. 機種によって対象になります。Apple Watchの場合は「探す」をオフにしてペアリングを解除し、初期化しておく必要があります。ロックが残っていると買取が難しくなります。
Q. ノーブランドの動かない時計に値段はつきますか?
A. 単体では値段がつきにくいのが実情です。ただし裏蓋にK18や750などの刻印があれば素材として評価できる場合があり、他の品物とまとめての相談も可能です。
Q. 箱や保証書がなくても査定してもらえますか?
A. 査定できます。付属品が揃っているほうが評価しやすくなりますが、本体のみでも対象です。
Q. 型番が分からない場合はどうすればいいですか?
A. 文字盤・裏蓋・側面の3枚を写真に撮って送っていただければ、種類の判別や大まかな案内ができる場合があります。
Q. 査定額に納得できなかった場合、断れますか?
A. 断ることができます。申し込み前に、査定料・キャンセル料の有無と、宅配の場合の返送料の負担を確認しておくと安心です。
Q. 買取のときに身分証は必要ですか?
A. 必要です。買取は古物営業法にもとづく取引のため、本人確認書類の提示(宅配の場合は画像送付など)を求められます。
Q. 複数本まとめて査定してもらえますか?
A. 対応できます。点数が多い場合や大型の掛時計を含む場合は、出張買取のほうが向いていることがあるため、先に本数と種類を伝えてください。
まとめ:動かない時計は「捨てる前に、理由を確かめる」

動かない腕時計は、それだけで価値がなくなるわけではありません。判断のために必要なのは相場を暗記することではなく、止まっている理由を切り分けることでした。
整理すると、進め方は3ステップです。
- 種類(クォーツ・機械式・ソーラー・スマートウォッチ)と、裏蓋の刻印を確認する
- 早見表で、自分の1本が「売れやすい/要相談/値段がつきにくい」のどれかを仕分ける
- 種類・点数・状態・付属品を伝えて、査定額の目安を聞いてから残すか手放すかを決める
修理や電池交換は、査定額の見込みを聞いてからでも間に合います。むしろ先に手を加えることで不利になる場合があるため、迷ったら現状のまま相談するのが安全です。
価値が分からないまま処分するより、先に一度見てもらったほうが、あとの判断がずっと楽になります。
電話・メール・LINEのいずれでも無料で相談でき、最短即日の入金にも対応しています。1本だけでも構いません。
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ぜひご来店ください
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日・火曜日
出張買取:8:00~21:00 年中無休
※出張買取対応エリアは広島全域となります

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査定スタッフのコメント
「動かない時計でも見てもらえますか」というお問い合わせは珍しくありません。
実際の査定では、ムーブメントの種類(クォーツか機械式かソーラーか)、裏蓋の刻印、電池の液漏れ痕の有無、外装の破損、付属品の有無、そして点数を順番に確認していきます。
動作していないことよりも、内部にどこまで影響が出ているかを見る作業だとお考えください。
ご相談の際は、型番が読み取れなくても構いません。裏蓋・文字盤・側面の写真を電話やメール、LINEで送っていただければ、種類の判別や、査定に進められそうかどうかの大まかな案内ができる場合があります。
まずは1本、写真を撮るところから始めていただくのが確実です。