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水没スマホ買取|電源が入らなくてもできるデータ対策3つ

水没スマホ買取|電源が入らなくてもできるデータ対策3つ

「処分するなら初期化してから」——スマホの捨て方を調べると、まずこの一文に行き当たります。ただ、電源が入らない端末を持っている人にとっては、その一歩目が踏めません。

水没させてから数か月、引き出しに入れっぱなし。捨てるに捨てられないまま、今日たまたま検索した。そういう状態から読み始めていただいて大丈夫です。

事故直後の応急処置の話ではなく、時間が経ってしまった端末を、これからどう扱うかを中心にまとめています。

調べていて困るのは、「売る話」と「データの話」が別々の記事に分かれていることではないでしょうか。

買取サイトを見れば査定額の話ばかり、データ消去の記事を見れば物理破壊を勧められる。両方を同時に解決してくれる説明が、なかなか見つかりません。

この記事では、電源が入らない状態のままできるデータ対策を3つ挙げたうえで、自分の端末が売れる側なのか、そもそも売ってはいけないケースに当たらないか、相談するなら何を伝えればいいかまでを順番に整理します。

読み終わる頃には、引き出しの中の懸案が具体的なToDoに変わっているはずです。

水没して電源が入らないスマホは売れる?結論から先に

結論から言うと、水没して電源が入らないスマホでも、買取の対象になる場合があります

壊れていても部品としての価値が残るためです。ただし「必ず売れる」わけではなく、機種や水没の程度、契約状況によって扱いが変わります。

そして、金額よりも先に確認しておきたいことが2つあります。データの扱いと、その端末を手放していい契約状態かどうかです。

この2つを飛ばして査定に出すと、後から戻ってきて困ることがあります。

買取対象になりやすいケース・なりにくいケース

あくまで目安ですが、査定の現場では次のような点で見立てが変わります。

対象になりやすい 対象になりにくい・要相談
比較的新しい機種(発売から数年以内) 10年近く前の機種、ガラケーの一部
外装の破損が少ない 本体が割れている、分解された形跡がある
本体が揃っている 基板や画面が取り出されている
ネットワーク利用制限に問題がない 残債の未払いなどで制限がかかっている
本人名義または名義確認ができる 会社支給品、他人名義で確認が取れない

この表で判断がつかない場合でも、機種名と水没した時期が分かれば、電話やメールで見立ての目安をお伝えできることがあります。

金額よりも先に確認したい2つのこと

1つ目はデータです。電源が入らない端末は初期化操作ができませんが、端末に触らずにできる対があります。これは次の章で詳しく扱います。

2つ目は契約状況です。キャリアの補償サービスを使って交換した端末など、そもそも売却してはいけない端末が存在します。

ここは見落とされやすいので、記事の中盤で1章を使って説明します。

電源が入らなくても、データのためにできることは3つある

電源が入らなくても、データのためにできることは3つある

「初期化できないから何もできない」と思われがちですが、実際には端末の電源が入らないままでも進められることがあります。

①iCloud・Googleアカウントから端末の紐づけを外す

iPhoneにはアクティベーションロック(他人が勝手に使えないようにするAppleの盗難防止機能)があり、AndroidにもFRP(Factory Reset Protection/初期化後の不正利用を防ぐGoogleの機能)という似た仕組みがあります。

これらが有効なままだと、端末を受け取った側も操作ができません。

この紐づけ解除は、端末に触らずパソコンやほかのスマホのブラウザから操作できます

  • iPhoneの場合:Appleの案内では、icloud.com/find にサインインし、デバイスの一覧から該当機種を選んで「このデバイスを消去」、その後「このデバイスを削除」を選ぶ流れが示されています
  • Androidの場合:Googleアカウントのセキュリティ設定にあるデバイス一覧から、該当端末をアカウントから削除します

ここで正直にお伝えしておくべき点があります。端末がオフラインの状態では、リモート消去はその場では実行されません

Appleの説明でも、消去は端末が次にネットワークに接続されたときに開始されるとされています。

つまりこの操作でできるのは「アカウントとの紐づけを切ること」であって、「本体の中身を消すこと」ではありません。

とはいえ、紐づけを外しておくこと自体に意味があります。あなたのアカウントと端末の関係が切れるため、以後その端末からあなたのアカウント情報に到達される経路がなくなります。

②SIMカード・SDカードを自分で取り出す

これは物理的に確実な方法です。SIMカードには回線の契約情報が、SDカード(Android機の一部)には写真や動画が入っていることがあります。取り出しておけば、その分は手元に残ります。

iPhoneはSIMトレイの穴にSIMピンやクリップの先を差し込んで引き出します。ただし機種によってはeSIM専用でSIMトレイがないものもあります。

Androidは側面のトレイ式、あるいは背面カバー内など、機種によって位置が異なります。

水没端末を扱うときは、無理な力をかけないでください。トレイが変形すると、その分だけ査定時の状態評価に影響することがあります。

③データ消去の方法を、依頼前に業者へ確認する

3つ目は、実は最も効果があります。買取業者に出す前に、その業者がデータをどう扱うのかを聞いておくことです。

「専門スタッフが責任を持って消去します」という一文だけで済ませる説明もありますが、聞けばもう少し具体的な答えが返ってくるはずです。

聞き方が分からない場合は、次のように尋ねてみてください。

  • 電源が入らない端末のデータは、どの段階でどう処理されますか
  • 買取不可だった場合、その端末はどう扱われますか(返送か、処分か)
  • データ消去の証明書のようなものは出ますか

「電源が入らない=データが守られている」ではない理由

電源が入らないと、中身にもアクセスできないと感じるかもしれません。

しかし電源が入らない原因が電源系統やバッテリーにあり、記録用の部品自体は無事という場合もあります。その場合、専門的な作業でデータが読み出せる可能性は残ります。

これは裏を返せば、写真が取り出せる可能性もあるということでもあります。

中に残したくないデータがあるのか、逆に取り戻したいデータがあるのか。ここが次の章の分かれ道になります。

査定スタッフのコメント

「初期化ができないまま渡しても大丈夫ですか」というお問い合わせは珍しくありません。お預かりの際は、どのアカウントに紐づいているか、SIMカードやSDカードが入ったままになっていないかを確認しています。

ご依頼の前にできることとしては、iCloudまたはGoogleアカウントの一覧から端末を削除しておくこと、SIMカードとSDカードを抜いておくことの2点です。

この2つを済ませておくと、その後の確認がスムーズになります。取り出し方が分からない場合は、機種名をお伝えいただければご案内できます。

自分の端末はどっち?売る・処分する・写真を優先するの判断チャート

自分の端末はどっち?売る・処分する・写真を優先するの判断チャート

ここで一度、自分の状況に当てはめてみてください。判断の分かれ目は、実はシンプルです。

あなたの状況 向かう方向
中の写真やデータを取り戻したい気持ちがある まずデータ復旧を検討。売却は後回しになる
データはあきらめている。手間なく安全に手放したい 買取またはキャリア・自治体の回収
少しでも現金化したい 買取。ただし契約状況の確認が先

写真やLINEのデータを取り戻したい場合の考え方

データ復旧という選択肢があります。ただし成功が保証されるものではなく、費用も状態によって幅があります。

そして重要な点として、復旧を試みた端末は分解を伴うことがあり、その後の買取可否や査定額に影響する場合があります

つまり「写真も取り戻して、そのあと高く売る」は、必ずしも両立しません。どちらを優先するかを先に決めておくと、後で迷わずに済みます。

とにかく安全に手放したい場合の考え方

金額にこだわらないなら、キャリアショップの回収や自治体の小型家電回収も選択肢です。

ただしどちらも、データの扱いについて自分で納得できる説明を得てからにしてください。

回収ボックスに入れるだけの方法は手軽ですが、その後の処理過程が見えにくいという性質があります。

現金化を優先したい場合の考え方

買取に進む場合、順番は「契約状況の確認 → データの紐づけ解除 → 査定依頼」です。

この順番を守らないと、査定が終わってから問題が発覚することがあります。次の章と、その次の章で詳しく見ていきます。

なぜ壊れたスマホに値段がつくのか — 査定額の決まり方

 なぜ壊れたスマホに値段がつくのか — 査定額の決まり方

「壊れているのに、なぜお金になるの?」という疑問はもっともです。

理由は、動かない端末でも中の部品や素材に用途が残るからです。修理用の部品として使われることもあれば、素材として扱われることもあります。

そのため査定額は「動くかどうか」だけで決まるわけではなく、いくつかの要素の組み合わせで変わります。

機種・発売時期・容量で大きく変わる

最も影響が大きいのがここです。同じ「水没して電源が入らないiPhone」でも、機種が違えば扱いはまったく別物になります。

新しい機種ほど部品の需要が残りやすく、古い機種は評価が下がる傾向があります。ストレージ容量が分かる場合は、それも判断材料になります。

水没の程度と通電の有無

Appleは、iPhoneに液体侵入インジケータ(LCI)という部品を搭載していると案内しています。

通常は白またはシルバーで、水などの液体に触れると赤く変色します。俗に「水没マーク」と呼ばれるものです。

位置は機種によって異なり、SIMトレイの内側から確認できるモデルが多い一方、モデルによっては外から見えるインジケータがない場合もあるとされています。

そしてここが大事なのですが、一度反応したLCIは乾かしても元の色には戻りません

つまり、水没したことを伏せて査定に出すという発想は成立しません。確認すれば分かることなので、最初から申告した方が話が早く進みます。

付属品・箱・充電器の有無で変わること

本体だけでなく、購入時の箱、充電ケーブル、イヤホンなどが残っていれば、一緒に見てもらえることがあります。引き出しを整理していると、そういったものが一緒に出てくることも多いはずです。

ちなみに、こうした付属品を探しているうちに「これも売れるのだろうか」というものが出てくることがあります。

使わなくなったタブレット、古いカメラ、アクセサリーなど、対象になる品目は思ったより幅があります。

何が該当するかは買取対象になる品目の一覧で確認しておくと、まとめて相談するときに迷いません。

相場の目安をどう調べるか

正直なところ、水没端末の相場を記事内の数字で断定するのは適切ではありません。機種・年式・水没の程度・外装の状態・その時期の需要で大きく変動するためです。

現実的なのは、機種名と状態を伝えて、その時点の目安を聞く方法です。査定は無料で行われることが一般的なので、金額を知ってから売るかどうかを決めても遅くはありません。

売ってはいけない水没スマホもある — 契約と補償の落とし穴

 売ってはいけない水没スマホもある — 契約と補償の落とし穴

ここは、買取を扱う記事ではあまり触れられない部分です。しかし実害につながるので、査定に出す前に必ず確認してください。

キャリアの補償サービスで交換した端末は返却が必要な場合がある

各社の補償サービスには、交換用の端末を受け取った後、故障した旧端末を所定の期間内に返却することを条件としているものがあります

たとえばNTTドコモのケータイ補償サービスの利用規約では、交換電話機の受領後に旧電話機を返却する取り扱いが定められています。返却されない場合に所定の費用が発生することもあります。

条件はキャリア・サービス・契約時期によって異なります。したがってこの記事で「あなたの端末は返却が必要です」と断定することはできません。

ただ、補償サービスを使って機種変更した記憶がある方は、売る前に契約中のキャリアで確認してください

マイページか窓口で、旧端末の返却が済んでいるか、返却期限が残っていないかを聞けば分かります。

分割払いの残債とネットワーク利用制限

端末代金の分割払いが残っている場合、支払いが滞るとネットワーク利用制限がかかることがあります。

制限がかかった端末は、次に使う人が通信に使えなくなるため、査定に影響します。

確認にはIMEI(端末ごとに割り当てられた識別番号)が必要ですが、電源が入らなくても調べる方法があります。

  • 購入時の箱に記載されていることがある
  • iPhoneはSIMトレイに刻印されている機種がある
  • キャリアのマイページや購入時の契約書類に記載がある

IMEIが分かれば、各キャリアが公開している判定サイトで状況を確認できます。

会社支給・家族名義の端末の場合

会社から支給された端末は、原則としてご自身の判断で売却できません。返却や社内の処分手続きの対象になっていることがあります。

家族名義の端末は、買取自体ができないわけではありませんが、確認事項が増えます。

古物営業法にもとづき、買取時には本人確認が行われます。名義や持ち込む方の関係について、事前に業者へ相談しておくとスムーズです。

査定スタッフのコメント

「分割の支払いが残っているスマホでも売れますか」というご質問をいただくことがあります。

お伺いするのは、契約中のキャリア、補償サービスを使って交換した端末かどうか、名義がどなたかの3点です。

補償サービスで交換された端末は返却の対象になっている場合があるため、こちらで判断できない部分はキャリアへの確認をお願いしています。

ご相談の際は、いつ頃どのキャリアで機種変更されたかをお伝えいただけると、確認していただく先をご案内しやすくなります。

売る・キャリア回収・自治体回収・下取り・保管を比べる

売る・キャリア回収・自治体回収・下取り・保管を比べる

 

選択肢を並べて比べてみます。買取だけを勧めるつもりはありません。生活の事情によって、合う方法は変わります。

方法 お金 データの扱い 手間 向いている状況
買取業者に売る 金額がつく可能性がある 業者に確認できる 宅配なら送るだけ 金額と安全性の両方を取りたい
キャリアの回収 基本的になし 店頭で説明を受けられる 来店が必要 近くに店舗があり時間が取れる
自治体の回収ボックス なし 投入後の過程は見えにくい 入れるだけ とにかく手早く処分したい
下取りに出す 機種変更時の割引など 店頭で説明を受けられる 機種変更のタイミング次第 すでに機種変更済みだと使えない場合がある
そのまま保管 なし 手元にある安心感はある ゼロ 判断を先送りしたい

それぞれのメリットと、正直なデメリット

買取にもデメリットはあります。査定額が0円になる可能性があること宅配の場合は結果が出るまで数日かかること本人確認書類の準備が必要なことです。すぐ手放してすっきりしたいだけなら、回収の方が早い場合もあります。

一方、保管を選び続けるのが悪いわけでもありません。ただ、機種は時間とともに新しいものに置き換わっていくため、年数が経つほど評価は下がりやすくなります

「いつか決めよう」を続けると、選べる選択肢自体が減っていくという点は知っておいてください。

フリマアプリで個人に売る場合のリスク

ジャンク品として個人間で売る方法もあります。金額面では有利になることもありますが、水没端末の場合は注意点が多くなります。

  • 相手がどうデータを扱うか、こちらからは確認できない
  • 状態の説明をめぐってトラブルになることがある
  • 後述しますが、そもそも発送できないケースがある

データの不安が残っている段階では、責任の所在がはっきりしている方法を選んだ方が、気持ちの上でも整理しやすいはずです。

買取に向いている人・向いていない人

ここまでの内容をふまえて、線引きをしておきます。無理に買取を勧めるための章ではありません。

買取を選んだ方がいい人の条件

  • 数千円でも戻ってくるなら、その方が納得できる
  • データの扱いについて、説明を受けたうえで手放したい
  • 店舗に行く時間が取りにくく、送るだけで済ませたい
  • スマホ以外にも、処分に迷っているものが家にある
  • 契約状況を確認したうえで、手放して問題ないと分かっている

無料回収やデータ復旧を選んだ方がいい人の条件

  • 中の写真をどうしても取り戻したい(この場合は復旧が先)
  • 金額はいらないので、今日中に手元から無くしたい
  • 10年以上前の機種で、評価がつきにくいと分かっている
  • 補償サービスの返却対象になっている可能性がある(この場合はキャリアへ)
  • 会社支給の端末である

ここまで読んで「自分は売れる側かもしれない」と感じた方は、査定額だけ先に聞いてから決める方法もあります。

査定もキャンセルも無料なので、金額を見てから売る・売らないを判断していただけます。

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よくある失敗と、防ぐ方法

よくある失敗と、防ぐ方法

水没端末の扱いでつまずきやすい点を、先回りしてお伝えします。

乾かそうとして通電させてしまう

内部に水分が残った状態で電源を入れたり充電したりすると、ショートして状態が悪化することがあります。

「動くか確かめよう」と充電器につなぐのが、最も避けたい行動です。数か月経っている端末でも、内部に水分や腐食が残っている場合があります。

なお、米に入れて乾かす方法が知られていますが、Appleは公式に、乾燥のために米袋に入れないよう案内しています。細かい粒子が端末内部に入り込む恐れがあるためです。

分解して自分で乾かそうとする

ネジを外して内部を乾かすという情報もありますが、分解された形跡がある端末は、査定時の評価が変わることがあります。

部品の欠損や接続部の破損が起きると、買取自体が難しくなる場合もあります。

水没を伏せて査定に出す

前述のとおり、液体侵入インジケータは乾かしても元に戻りません。外装の変色や端子部の腐食も、見れば分かります。

伏せて出しても確認の過程で判明するため、結果的にやり取りが増えるだけになります。最初から伝えた方が、確認が早く済みます。

機種名が分からないまま問い合わせる

電源が入らないと機種名が確認しにくいのですが、次の方法で調べられることがあります。

  • 購入時の箱の側面ラベル
  • キャリアのマイページの契約内容・購入履歴
  • 本体背面の小さな刻印(機種によっては型番表記がある)
  • 機種変更時の契約書類

宅配で送ろうとして、そもそも発送できないケース

意外に知られていませんが、ここは事前確認が必要な部分です。ヤマト運輸は、リチウムイオン電池を内蔵する製品について、電池部分が壊れていたり故障したバッテリーが内蔵されているものは取り扱いできないとしています。

水没してバッテリーが損傷している端末は、この条件に該当する可能性があります。取り扱い基準は配送会社や端末の状態によって異なり、改定されることもあります。

自己判断で梱包して送る前に、依頼先の業者に相談してください。状態によっては、宅配以外の方法を案内される場合があります。

査定スタッフのコメント

「水没したことは伝えた方がいいですか」というご質問をいただくことがあります。

査定では、液体侵入インジケータの色、外装や端子部の変色・腐食、通電するかどうかを確認しますので、状態は確認の過程で分かります。

あらかじめお伝えいただきたいのは、水没した時期と、その後どう扱ったか(乾かした、充電を試した、分解したなど)の2点です。

この情報があると、宅配で送っていただけるか、別の方法をご案内するかの判断が早くなります。膨らみや変形が見られる場合は、送る前に一度ご連絡ください。

水没スマホを預ける業者の選び方 — 確認したい5つのポイント

どこに出すかを決める段階です。金額だけで選ぶと、後から困ることがあります。

データ消去の方法を説明してくれるか

質問したときに、具体的な工程を答えてくれるかどうかです。「責任を持って消去します」で終わらず、どの段階でどう処理するのかを説明できる業者であれば、判断材料になります。

査定額0円だった場合の扱いが明示されているか

水没端末では、値段がつかない可能性を想定しておく必要があります。その場合に返送されるのか、そのまま引き取ってもらえるのか、費用が発生するのか。

依頼前に確認しておけば、「送ったのに振り出しに戻った」という状態を避けられます

古物商許可の表示があるか

中古品の買取は、古物営業法にもとづく許可を受けた事業者が行います。許可番号がサイト上に表示されているかは、基本的な確認点です。

あわせて、買取時には本人確認書類の提示が必要になることも覚えておいてください。

店頭・出張・宅配のどれを選べるか

生活の導線に合う方法があるかどうかです。平日に店舗へ行く時間が取りにくいなら宅配、点数が多いなら出張、というように、品物や状況によって適した方法は変わります。複数の方法を選べる業者なら、相談してから決められます。

スマホ以外もまとめて見てもらえるか

実務的には、これが効いてきます。引き出しを整理していると、スマホ以外にも「これはどうしよう」というものが出てくるからです。

1回の依頼でまとめて見てもらえれば、往復の手間が1回で済みます。依頼前にトレジャーマーケットが買い取っている品目を確認すると、何を一緒に出せるかが分かります。

何から始める?相談から入金までの流れ

最後に、実際の進め方を順番に整理します。

今日のうちにやっておくこと

  • iCloudまたはGoogleアカウントの一覧から、端末の紐づけを外す
  • SIMカード・SDカードを取り出す(無理な力はかけない)
  • 機種名を確認する(箱・マイページ・契約書類)
  • 補償サービスで交換した端末でないかを思い出す

問い合わせのときに伝えるとスムーズな情報

会話の内容が分からないと問い合わせのハードルが上がるので、伝える項目を挙げておきます。

伝える項目
機種名 iPhone 12、Xperia など
水没した時期 3か月ほど前 など
その後の状況 電源が入らない、画面がつかない など
試したこと 充電を試した、乾かした、分解はしていない
付属品 箱あり、充電ケーブルあり など
点数 スマホ1台、ほかにタブレット1台 など

写真を送れる場合は、本体の表・裏・側面の3枚があると状態が伝わりやすくなります。

店頭・出張・宅配の選び分け

品物の種類や点数、状態によって、適した方法は変わります。スマホ1台なら宅配で完結することが多い一方、点数が多い場合や大きなものが含まれる場合は出張の方が向いています。

前述のバッテリーの状態によっては、宅配以外を案内することもあります。どれが合うか分からなければ、相談の段階で聞いてください。

本人確認書類など、当日必要になるもの

古物営業法にもとづき、買取時には本人確認が行われます。運転免許証やマイナンバーカードなど、現住所が確認できる書類を用意しておいてください。宅配買取の場合は、書類の画像を提出する形が一般的です。

手順を見て「これならできそう」と思えたら、あとは箱に詰めて送るだけです。宅配なら店頭に行く必要がなく、仕事や保育園の送り迎えの合間でも進められます。LINEで写真を送って相談することもできます。

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引き出しに眠っている機器も、まとめて相談できます

水没したスマホを片づけようとして引き出しを開けると、たいてい他にも出てきます。

使わなくなったタブレット、古いデジタルカメラ、ゲーム機、充電ケーブルの束。同じように「捨てるに捨てられない」状態のものが、まとめて出てくることは珍しくありません。

これらは1回の依頼でまとめて見てもらえる場合があります。タブレットやカメラなど、他の品目の取り扱い状況を先に確認しておくと、何を箱に入れればいいかが決まります。

査定スタッフのコメント

「スマホ以外もまとめて見てもらえますか」というお問い合わせをいただきます。

確認するのは、品物の種類、おおよその点数、大きなものが含まれるかどうかの3点です。この内容によって、宅配・出張・店頭のどれをご案内するかが変わります。

品目と点数をお電話やメールでお伝えいただくか、まとめて置いた状態の写真をLINEで送っていただければ、適した方法をご案内できます。対象かどうか判断がつかないものも、まず品名をお伝えください。

よくある質問(FAQ)

Q. 電源が入らないスマホでも査定してもらえますか?

A. 査定自体は可能です。機種や水没の程度によって金額がつかない場合もありますが、まず機種名と状態をお伝えいただければ、見立ての目安をお伝えできることがあります。

Q. データを消せないまま渡しても大丈夫ですか?

A. 依頼前にiCloudまたはGoogleアカウントから端末の紐づけを外し、SIMカード・SDカードを抜いておくことをおすすめします。そのうえで、依頼先にデータの処理方法を確認してください。

Q. 水没マークが赤くなっていると買取できませんか?

A. 赤くなっている=一律で買取不可、というわけではありません。機種や状態によって扱いが変わります。ただし査定額には影響します。乾かしても色は戻らないため、申告したうえで見てもらう方が確認が早く進みます。

Q. 分割払いが残っているスマホは売れますか?

A. 支払いが継続していれば対象になる場合があります。ただし支払いが滞るとネットワーク利用制限がかかることがあり、その場合は評価が変わります。IMEIが分かれば、各キャリアの判定サイトで状況を確認できます。

Q. 「iPhoneを探す」をオフにできない場合はどうすればいいですか?

A. 端末を操作できなくても、Apple Accountでサインインしたブラウザから、デバイス一覧の該当機種を削除する方法が案内されています。パソコンやほかのスマホから操作できます。

Q. 中に入っている写真を取り出すことはできますか?

A. 電源が入らない原因によっては、データ復旧で取り出せる可能性が残ります。ただし成功は保証されず、費用もかかります。

また復旧作業を行った端末は、その後の買取可否に影響することがあります。どちらを優先するかを先に決めてください。

Q. 査定額が0円だった場合、どうなりますか?

A. 返送されるのか、そのまま引き取りになるのか、費用が発生するのかは業者によって異なります。依頼前に確認しておくことをおすすめします。

Q. 何年も前の水没スマホでも対象になりますか?

A. 年数が経つほど評価は下がりやすくなりますが、対象外と決まっているわけではありません。機種名をお伝えいただければ、現時点での扱いをご案内できます。

Q. 充電器やケース、箱がなくても査定してもらえますか?

A. 本体のみでも査定は可能です。付属品が揃っている場合は、一緒に見てもらえることがあります。

Q. 家族名義のスマホを代わりに出すことはできますか?

A. 買取時には古物営業法にもとづく本人確認が行われるため、名義や持ち込む方の関係について確認が必要になります。事前にご相談ください。

Q. 査定に持ち込むとき、何を持っていけばいいですか?

A. 本体、あれば付属品や箱、そして現住所が確認できる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)をご用意ください。

まとめ — 電源が入らなくても、判断はできる

電源が入らなくても、判断はできる

最後に、この記事の要点を整理します。

  • 水没して電源が入らないスマホでも、買取の対象になる場合があります。ただし機種・水没の程度・契約状況で扱いが変わります
  • 初期化できなくても、できることが3つあります。アカウントからの紐づけ解除、SIM・SDカードの取り出し、依頼先へのデータ処理の確認です
  • 売ってはいけない端末があります。補償サービスで交換した端末は返却対象になっている場合があるため、契約中のキャリアで確認してください
  • 水没したことは最初に伝えた方が早く進みます。液体侵入インジケータは乾かしても戻りません
  • 送る前に相談してください。バッテリーの状態によっては、配送会社の取り扱い対象外になることがあります

引き出しの中で止まっていた判断も、機種名と水没した時期という2つの情報があれば、次に進められます。

価値が分からないまま引き出しに置いておくより、一度金額を確認してから決めた方が、後の判断はラクになります。電話・メール・LINEのいずれでも、機種名と水没した時期を伝えるところから始められます。

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