余りコマなしの時計買取|腕回りサイズで変わる査定額
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引き出しから久しぶりに時計を出したら、本体と保証書はあるのに、購入時にサイズ調整で外した「余りコマ」だけが見当たらない。そもそも受け取った記憶があいまい、という方も少なくありません。
調べてみると出てくるのは「付属品が揃っていると査定額が上がります」という説明ばかりで、欠けている側が知りたい判断材料がほとんど書かれていません。
減額されるのか、されるとしていくらなのか、探すべきなのか。そこが分からないまま査定に出すのは気が進まないはずです。
この記事では、余りコマの有無が査定に影響する理由を再販側の理屈から説明したうえで、現在の腕回りサイズを測って自分の時計の影響度を判定する手順を紹介します。
読み終えるころには、「探す」「取り寄せる」「そのまま査定に出す」の3択のうち、自分がどれを選ぶべきかが決まっている状態を目指します。
この記事でわかること
余りコマなしの高級時計は売れる。ただし影響の大きさはモデルで変わる

結論:買取自体は成立する。論点は「減額幅」
余りコマがなくても、高級時計の買取は成立します。買取店が値段を付けられなくなるのは、真贋の確認ができない、修理不能なほど破損している、といった別の理由によるものです。
コマの欠品は「買取不可」ではなく「減額の要因のひとつ」と考えてください。
そのうえで押さえておきたいのは、減額幅が一律ではないという点です。同じ「コマ1つ欠品」でも、ほとんど影響しないモデルもあれば、まとまった金額が動くモデルもあります。
この差を生んでいるのが、ブレスの構造と、現在調整されている腕回りサイズです。
影響が出やすいケース/ほとんど出ないケース
| 影響が出やすい | 影響が出にくい |
|---|---|
| 金無垢・コンビ素材のブレス | ステンレスの汎用的な3連ブレス |
| 生産終了モデルでパーツ供給が終わっている | 現行モデルでパーツが流通している |
| ケースと一体化した専用デザインのブレス | 革ベルト・ラバーベルトのモデル |
| 腕回り16cm以下など、小さく詰められた状態 | 18cm前後まで対応できる状態で残っている |
| 欠品数が3コマ以上 | 欠品が1コマで微調整穴が使える |
左側に多く当てはまるほど、査定時に説明を受ける減額幅は大きくなる傾向があります。
逆に右側が中心なら、コマを探す手間をかけずに査定へ進んでも大きな不利にはなりにくい、と考えて差し支えありません。
「売れない」と言われる本当の理由はコマ以外にあることが多い
「付属品がないから断られた」という話を耳にすることがありますが、実際に買取を見送る判断につながりやすいのは次のような点です。
- ケースやムーブメントに、正規品と判断できない部品が使われている
- 文字盤やベゼルが社外品に交換されている(いわゆるカスタム)
- 浸水や落下でムーブメントが損傷し、修理費が想定買取額を上回る
- 盗難品・拾得物の疑いがあり、所有の経緯が説明できない
コマの欠品はこれらとは性質が違います。減額の交渉材料にはなりますが、取引そのものを止める要素にはなりにくい、というのが実務上の位置づけです。
なぜ余りコマの有無で査定額が変わるのか|買取店側の理屈
販売できる腕回りの範囲が狭まると、買い手が限られる
買取店は買い取った時計を次の持ち主に販売します。このとき問題になるのが、ブレスは詰めることはできても、コマがなければ伸ばせないという非対称性です。
たとえば現在16.5cmに調整された時計に余りコマが付いていなければ、その時計を買えるのは腕回り16.5cm以下の人だけになります。
18cmの人が気に入っても、装着できないので購入対象から外れます。販売できる相手が狭まれば、売れるまでの期間が延び、値下げが必要になる可能性も出てきます。この見込みが、買取価格に織り込まれます。
逆に言えば、余りコマがなくてももともと大きめのサイズで残っている個体は影響が小さいということです。
「コマがあるかないか」だけでなく、「今どのくらいの腕回りの人まで対応できるか」で考えると、査定士の見方に近づきます。
純正パーツは金額と納期がかかるため、査定に織り込まれる
足りないコマを買取店側で補う場合、純正パーツを調達することになります。ここでかかる費用と待ち時間が、そのまま査定額から差し引かれます。
パーツの価格は素材と型番によって幅があり、ステンレスの流通量が多いモデルであれば比較的抑えられる一方、生産が終了しているモデルでは入手そのものができないこともあります。
調達できるかどうかが不透明な場合、買取店はリスクを見込んで慎重な金額を出さざるを得ません。
「なぜこの金額なのか」を尋ねたときに、この調達コストの説明が返ってくるかどうかは、店を見分ける手がかりにもなります。
金無垢・コンビでは素材そのものにも価値がある
18金やプラチナのコマは、部品であると同時に貴金属の塊でもあります。数グラム単位でも地金相場に応じた価値があるため、欠品したときの差は素材価値の分だけ上乗せされます。
ステンレスモデルと同じ感覚で「たかがコマ1つ」と考えると、想定より大きな差になることがあります。
まず測る:あなたの時計は「何cmの人まで売れる状態」か

現在のブレス全長(腕回り)を測る手順
特別な道具は必要ありません。手順は次のとおりです。
- 時計を平らな場所に置き、クラスプ(留め金)を閉じる
- 柔らかいメジャー、または紙テープを、ブレスの内側の輪に沿わせる
- ケースの裏側を含めた一周の長さを測る
- メジャーがない場合は、紙テープを一周させて印を付け、定規で測る
この数値が、現在の状態で装着できる腕回りのおおよその上限です。
参考までに、成人男性の腕回りは17cm前後を中心とした帯に集まりやすく、17〜18cm程度まで対応できる状態なら販売先は広いと判断できます。
詰めるのは簡単、伸ばすのは難しいという非対称性
買った人が「大きい」と感じた場合は、コマを外せば解決します。時計店でも短時間で対応できます。
一方で「小さい」場合は、同じ仕上げ・同じ型番のコマを用意しない限り解決しません。
この非対称性があるため、小さめに詰められている個体ほど、余りコマの欠品が響きやすいという関係になります。
微調整穴・エクステンションで吸収できる範囲
クラスプ側に「微調整穴」(バックルの内部でピンの位置を数段階ずらせる穴)がある場合、コマを足さずに数ミリ単位で長さを変えられます。
ダイバーズウォッチに多い「エクステンション」(ウェットスーツの上から装着するための延長機構)も、数センチの余裕を生む場合があります。
自分の時計にこれらが備わっているかどうかは、クラスプの裏側を見ると確認できます。
該当する機構があれば、コマ1つ分程度の不足は吸収できることがあるため、査定への影響も小さくなります。
影響度セルフ判定:大/中/小の目安
| 判定 | 状態の目安 | 取るべき行動 |
|---|---|---|
| 影響 小 | ステンレス、腕回り17.5cm以上で残っている、微調整穴あり | そのまま査定へ |
| 影響 中 | ステンレス、腕回り16.5〜17.5cm、欠品1〜2コマ | 心当たりの場所だけ探し、なければ査定へ |
| 影響 大 | 金無垢・コンビ、一体型ブレス、腕回り16cm台以下、欠品3コマ以上 | 探す。取り寄せ可否も含めて相談 |
構造別に見る、余りコマ欠品の影響度

ステンレス3連ブレス(比較的調整の融通が利く)
流通量が多く、同型番のパーツが中古市場にも出回りやすいタイプです。買取店側で代替を用意できる余地があるため、欠品の影響は相対的に小さくなります。
ただし社外品のコマで補われた個体は評価が下がるため、「安いから」という理由で汎用品を足しておくのは逆効果になり得ます。
金無垢・コンビブレス(素材価値が乗るため影響が大きい)
前述のとおり、部品としての価値に地金価値が加わります。さらに金無垢パーツは正規サービス以外での調達が難しく、価格も高くなりがちです。
欠品数がまとまっている場合は、査定額への反映も大きくなる傾向があります。
一体型ブレス・専用デザイン(代替が効きにくい)
ケースとブレスが一体でデザインされたモデルは、そのモデル専用のコマしか使えません。他モデルからの流用ができず、生産終了後は入手経路が限られます。
希少性が高いモデルほど、欠品時の減額幅も読みにくくなるという点は知っておいてください。
革・ラバーベルトモデル(コマの概念がない/影響は小さい)
そもそもコマが存在しないため、この論点は該当しません。ただし純正ブレスから革ベルトに交換している場合は事情が変わります。
外したブレス本体が手元にあるかどうかが査定の分かれ目になるため、ベルトだけでなく純正ブレスの有無を先に確認しておいてください。
余りコマが見つからないときの3つの選択肢と、選び方

①まず探す:見つかりやすい保管場所リスト
購入時にコマを受け取っている場合、次のような場所に入っていることがあります。5分で終わる範囲なので、査定に出す前に一度確認してみてください。
- 保証書ケース、カードホルダーの内側ポケット
- 購入時の紙袋、内箱の下に敷かれたクッション材の下
- 取扱説明書や冊子が入っていたビニール袋
- サイズ調整を依頼した時計店で預かりになっているケース
- 家族が別の小物入れにまとめて保管しているケース
②取り寄せる:費用・納期・供給状況の考え方
純正コマを追加できるかどうかは、ブランド・型番・年式によって異なります。
現行に近いモデルであれば正規サービスで対応してもらえることがありますが、生産終了から年数が経ったモデルでは供給が終了している場合もあります。
まずはブランドのカスタマーサービスに型番を伝えて、対応の可否と概算費用を確認するのが確実です。
注意したいのは、費用だけでなく納期です。取り寄せに数週間かかる場合、その間に相場が動く可能性もあります。
「待っている間に相場が下がった」という結果になれば、コマを足しても手取りが増えないこともあります。
③そのまま査定に出す:取り寄せ費用が減額幅を上回る場合
取り寄せ費用が、コマ欠品による減額幅より大きくなるなら、手間をかけずに現状のまま査定へ進む方が合理的です。
判断の順序としては、先に減額幅の見込みを聞いてから、取り寄せるかどうかを決めるのが無駄がありません。
多くの買取店は査定だけの相談を受け付けているので、金額を聞いてから引き返すことは問題ありません。実際に付属品が揃っていない状態でどう扱われるかは、店ごとに考え方が違います。
判断材料を増やす意味で、付属品がそろっていない時計の買取対応を一度見ておくと、自分の時計がどう扱われるかの見当が付けやすくなります。
探すか、取り寄せるか、そのまま出すか。迷ったままでも、査定額だけ先に確認して判断材料を増やすことはできます。査定もキャンセルも無料で、LINEに写真を送るだけでも相談を受け付けています。
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コマ以外の付属品はどこまで響く?欠品の影響度ランキング
保証書・ギャランティカード
付属品のなかで最も影響が大きいのがこれです。購入日・型番・販売店が記載されており、正規流通品であることの裏付けとして機能します。
手元にある場合は必ず一緒に提示してください。逆に紛失していると、査定に時間がかかったり、評価が慎重になったりすることがあります。
箱・外箱
影響は比較的小さい部類です。あれば加点されますが、なくても取引の成立に関わることはまずありません。
引っ越しで処分したというケースもよくあることなので、箱がないことを理由に相談をためらう必要はありません。
冊子・タグ・替えベルト・尾錠
単体での影響は小さいものの、揃っているほど「大切に扱われてきた個体」という評価につながります。
特に替えベルトと純正尾錠は実用価値があるため、忘れずに同梱してください。ここは意外と見落とされやすい部分です。
優先順位まとめ:コマはどの位置にあるか
| 優先度 | 付属品 | 欠品時の影響 |
|---|---|---|
| 高 | 保証書・ギャランティカード | 真贋確認と市場評価の裏付けが弱くなる |
| 中〜高 | 余りコマ(金無垢・一体型ブレス) | 素材価値と代替不能性の両方が響く |
| 中 | 余りコマ(ステンレス)、替えベルト | 販売できる腕回りの幅が狭まる |
| 低〜中 | 純正尾錠、駒ピン・ネジ | 調整作業の手間として反映される |
| 低 | 外箱・内箱、冊子、タグ | 加点要素。なくても取引に支障は出にくい |
よくある失敗と防ぐ方法|査定額を自分で下げてしまうパターン

コマだけ別保管して所在不明になる
調整時に外したコマを小袋のまま別の引き出しに入れ、そのまま所在が分からなくなるパターンです。防ぐには、保証書ケースの中にまとめておくのが確実です。
これから調整する予定がある方は、その場で保証書と同じ場所に入れる習慣にしておいてください。
社外コマ・別モデルのコマが混ざっている
数合わせのために別モデルのコマを足すと、査定時に真贋確認の工程が増えます。仕上げの違いや刻印の有無で判別できるため、隠しても評価には反映されません。
純正でないコマが混ざっている場合は、最初に申告した方が話が早く進みます。
自分で工具を使い、ピンやコマに傷をつけてしまう
「大きめに調整してから出した方が有利では」と考えて自分で作業すると、ピンを打つ際に工具跡が残ることがあります。
コマの側面に付いた傷は目立ちやすく、かえって減額の理由になり得ます。サイズ調整は査定側で対応できるため、売却前の自己調整は基本的に不要です。
宅配買取でコマや尾錠を同梱し忘れる/緩衝材なしで送る
宅配買取で起きやすいのがこれです。発送前に次の点を確認してください。
- 余りコマ・ピン・尾錠を、小袋にまとめて同梱したか
- 時計本体を柔らかい布で包み、箱の中で動かない状態にしたか
- 保証書は折れないよう、平らな状態で入れたか
- 本人確認書類の写しなど、業者が指定した書類を同封したか
査定スタッフのコメント
「自分でコマを外して大きくしてから送った方がいいですか」というご質問をいただくことがあります。ご自身での作業は工具跡が残る可能性があるため、そのままの状態でお送りいただくようご案内しています。
宅配でお送りいただいた際は、時計本体の稼働状況、ケース・ブレスの傷、刻印と型番、そしてコマ・尾錠・保証書などの付属点数を確認します。
コマは小さいため緩衝材の間に紛れやすく、開封時に見落としが起きないよう、小袋にまとめてから箱に入れていただくと確実です。
発送前に、同梱物を一度並べて写真を1枚撮っておくと、点数の照合もスムーズになります。
余りコマなしで売るなら、店選びで見るべき4つのチェックポイント
減額の理由を数字と根拠で説明してくれるか
「付属品がないので下がります」だけで終わる説明では、納得のしようがありません。どのパーツが不足していて、その調達にいくらかかり、結果いくら下がるのか。
この順序で説明できる店であれば、金額の妥当性を自分で検証できます。査定時に「内訳を教えてください」と聞いてみるのが、最も簡単な見極め方です。
自社で調整・研磨・修理・パーツ調達に対応できるか
買い取った後の整備を自社で行える店は、外注コストを見込む必要がないため、欠品品でも金額を出しやすくなります。
逆に整備を外部に委託している店は、その費用分を査定額から差し引く必要があります。同じ時計でも店によって金額が違うのは、この体制の差によるところが大きいです。
取り扱いブランドや査定の考え方は各社が公開しているので、時計買取の査定基準とブランド別の対応を確認したうえで、自分の時計に近い事例があるかを見ておくと比較しやすくなります。
欠品品でもキャンセル・返送の条件が明示されているか
「送ってしまったら断りにくいのでは」という不安は、事前に条件を確認しておけば解消できます。見るべきは次の3点です。
- 査定額に納得できない場合、キャンセルできると明記されているか
- キャンセル時の返送料をどちらが負担するか
- 返送までの日数の目安が示されているか
これらがサイト上に書かれておらず、問い合わせても曖昧な回答しか返らない場合は、慎重に判断した方がよい場面です。
宅配・出張・店頭のどれを選ぶべきか
| 方法 | 向いている状況 | 留意点 |
|---|---|---|
| 宅配買取 | 点数が1〜数点。日中に時間が取れない | 梱包と本人確認書類の準備が必要 |
| 出張買取 | 点数が多い、時計以外もまとめて相談したい | 訪問日時の調整が必要 |
| 店頭買取 | その場で説明を受けて即決したい | 営業時間内の来店が必要 |
店頭に持ち込む時間が取れない場合は、宅配買取という進め方もあります。段ボールに詰めて送れば、対面での押し問答なしに評価と根拠を確認できます。受付は24時間、電話でもメールでも構いません。
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今すぐ売っていい人/先にコマを探した方がいい人

今の状態で査定に進んで問題ない人
- ステンレスブレスで、腕回り17cm以上に調整されている
- 欠品が1〜2コマで、クラスプに微調整穴がある
- 革ベルトモデル、または純正ブレスが手元にある
- 保証書が揃っている
探す・取り寄せる価値がある人
- 金無垢・コンビのブレスで、3コマ以上不足している
- 腕回り16cm台以下まで詰められている
- 現行に近いモデルで、正規サービスのパーツ供給が続いている
- 売却を急いでおらず、数週間の納期を許容できる
売却自体を保留した方がいい人
正直にお伝えすると、今は動かない方がよい場合もあります。相続や共有名義で所有者が確定していない、修理に出した記録があり社外パーツが使われている可能性がある、家族と方針が揃っていない、といったケースです。
こうした状況では、先に所有関係と時計の履歴を整理してから相談する方が、結果的にスムーズに進みます。
余りコマなしの時計を査定に出す手順|相談から入金まで
事前に確認しておく3点(型番・刻印・現在の腕回り)
問い合わせの前に、次の3点を手元に用意しておくと話が早く進みます。
- 型番:保証書、またはケースの12時側ラグ(ベルトの取付部)の内側に刻印されていることが多い
- 刻印:ケース裏やクラスプ内側の素材表示(750、PT950 など)
- 現在の腕回り:この記事の測り方で実測した数値
写真で相談する場合に撮っておくと良い箇所
電話が苦手な方は、写真での相談で十分に進められます。撮影しておくと案内しやすいのは、時計全体(正面)、文字盤の拡大、ケース裏、クラスプの内側、保証書の記載面の5点です。ピントが合っていれば、スマートフォンのカメラで問題ありません。
宅配買取の流れと、キャンセル時の扱い
一般的な流れは、①申し込み ②梱包材の受け取り、または自分で梱包 ③発送 ④査定結果の連絡 ⑤承諾すれば入金、承諾しなければ返送、という順序です。
なお、買取時には古物営業法に基づいて住所・氏名・職業・年齢の確認が必要で、宅配買取のように対面しない取引では、法律で定められた特定の方法によって本人確認を行う必要があります。
本人確認書類の準備を求められるのはこのためで、業者側の都合ではありません。
申し込み方法や必要書類は業者ごとに案内が異なるため、進める前に無料査定の申し込み手順で流れを確認しておくと、当日の手間が減らせます。
査定スタッフのコメント
「何を用意すればいいか分からない」というご相談を受けることがあります。
査定時に確認しているのは、型番と刻印、稼働状況(時刻が進むか、リューズやクロノグラフが正常に動くか)、ケース・ブレスの傷や打痕、ブレスの現在の調整状態、そして付属品の点数です。
お品物の点数や種類によって、適した方法は変わります。時計1点であれば宅配、時計以外の貴金属やジュエリーもまとめて整理したい場合は出張でのご相談をご案内することがあります。
判断がつかない場合は、お手持ちの品物の種類と点数をお電話かメールでお伝えいただければ、どの方法が向いているかをご案内します。
よくある質問(FAQ)
Q. 余りコマがなくても高級時計は買い取ってもらえますか?
A. 買い取ってもらえます。コマの欠品は減額の要因になり得ますが、買取そのものを断る理由にはなりにくい項目です。影響の大きさはブレスの素材と現在の腕回りサイズによって変わります。
Q. コマが1つないのと3つないのとでは、査定額に差が出ますか?
A. 差が出ることがあります。不足数が増えるほど対応できる腕回りの上限が下がり、販売できる相手が限られるためです。1コマ程度であれば微調整穴で吸収できる場合もあります。
Q. 余りコマは正規店やメーカーで取り寄せられますか?
A. ブランド・型番・年式によって異なります。現行に近いモデルは対応してもらえることがありますが、生産終了から年数が経つと供給が終了している場合もあります。まずはカスタマーサービスに型番を伝えて確認してください。
Q. 社外品のコマが付いている時計でも査定できますか?
A. 査定は可能です。ただし純正部品との判別に時間がかかり、評価が慎重になることがあります。社外品と分かっている場合は、最初に伝えていただいた方が進行がスムーズです。
Q. 腕回りが小さく調整されていると不利になりますか?
A. 余りコマがない場合は不利に働くことがあります。ブレスは詰められても伸ばせないため、小さいサイズで固定された状態だと購入できる人が限られるからです。
Q. 保証書と余りコマ、どちらの欠品の方が影響が大きいですか?
A. 一般的には保証書の方が大きく影響します。正規流通品であることの裏付けとして機能するためです。ただし金無垢や一体型ブレスの場合は、コマの欠品も相応に響きます。
Q. 自分でコマを外して腕回りを大きくしてから売った方がいいですか?
A. おすすめしません。工具跡がコマやピンに残ると、それ自体が減額の要因になります。サイズ調整は買取側で対応できるため、現状のままお持ちください。
Q. 革ベルトに交換していて純正ブレスがない場合はどうなりますか?
A. 純正ブレスの有無は査定に影響します。ブレスが手元にあれば必ず一緒にお出しください。処分してしまっている場合も査定自体は可能ですが、その前提で評価されます。
Q. 宅配買取でコマや尾錠を送るとき、注意することはありますか?
A. 小さな部品は小袋にまとめてから箱に入れてください。緩衝材の間に紛れると開封時に見落とされる可能性があります。発送前に同梱物を並べて撮影しておくと、点数の照合ができます。
Q. 査定額に納得できなかった場合、キャンセルできますか?返送料はかかりますか?
A. キャンセルを受け付けている業者がほとんどですが、返送料の負担は業者によって条件が異なります。申し込み前に、キャンセル可否と返送料の扱いが明記されているかを確認してください。
まとめ|余りコマの有無より、「今どのくらいの腕回りで売れるか」で判断する

余りコマがなくても、高級時計の買取は成立します。論点は「売れるかどうか」ではなく「どのくらい減るか」であり、その幅を決めているのは、ブレスの構造と現在調整されている腕回りサイズです。
次にやることは3つだけです。①メジャーか紙テープで現在の腕回りを測る ②ブレスの素材と欠品コマ数を確認する ③型番と写真を添えて相談する。
この順で進めれば、探すべきか、取り寄せるべきか、そのまま出すべきかの判断材料が揃います。
取り寄せ費用が減額幅を上回るケースもあれば、その逆もあります。どちらかを先に決めるのではなく、減額幅の見込みを聞いてから判断する方が、結果的に手間も費用も抑えられます。
読み終えて、自分の時計がどのタイプか見当はついたと思います。あとは実際の金額を確認するだけで、手放すか手元に残すかを決められます。査定は無料、電話でもメールでもLINEでも受け付けています。
段ボールに詰めて送るだけ!
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査定スタッフのコメント
「余りコマがないのですが、査定してもらえますか」というお問い合わせをいただくことがあります。
この場合、査定の前に確認するのは、型番(ケース裏や保証書に記載されています)、ブレスの素材、現在の腕回りサイズ、欠品しているコマの数、そして保証書の有無です。この5点が分かると、影響の大きさをある程度お伝えできます。
お問い合わせの際は、時計全体・文字盤・ケース裏の刻印・クラスプ内側の4枚を撮影してお送りいただくと、より具体的にご案内できます。
LINEやメールでの写真送付にも対応していますので、まずはお手元の時計を撮影して、型番と現在の腕回りサイズを添えてご相談ください。