
金貨買取は銀行両替より得?損しない売り方と注意点
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「額面10万円」と刻まれたその金貨、銀行に持っていく前に、少しだけ読んでみてください。実は、ここで数万円単位の差がついてしまう方が少なくありません。
ご実家の片付けや遺品整理をしていて、桐箱に入った記念金貨や、ケース入りのメイプルリーフ金貨が出てきた——。
「これって結局いくらになるの?」「銀行で10万円に替えるのと、買取店に売るのはどっちが得?」「偽物だったら?磨いてしまったけど大丈夫?」と、次々に不安が湧いてくる方が多いと思います。
この記事では、金貨買取の現場で実際にいただくご相談をもとに、自分の金貨が「地金型」か「記念型」かの見分け方、銀行両替と買取店売却の損得、査定額を下げてしまうNG行動、そして売却にかかる税金まで、損せず手放すための判断材料を順番に整理します。
読み終えるころには、「自分の場合はどう動けばいいか」がはっきりしているはずです。
この記事でわかること
目次
まず結論:金貨は「種類」と「売り先」でいくら差が出る

先に結論からお伝えします。金貨の多くは、いまの金相場では額面以上で取引される場合があります。ただし、「どの種類の金貨か」と「どこに売るか」で、最終的に手元に残る金額は変わってきます。ざっくり言えば、判断のポイントは次の2つだけです。
- 種類:金そのものの価値で決まる「地金型」か、額面・希少性が関わる「記念型」か
- 売り先:銀行・郵便局で額面交換するか、買取店で売るか、フリマで個人売買するか
「とりあえず近くで」「とりあえず銀行で」と動いてしまうと、後から「別の方法のほうが高かった」と知って後悔するケースがあります。まずはこの2点を押さえるだけで、大きな取りこぼしを防げます。
額面10万円の金貨、銀行と買取店どっちが得?
「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」のような記念金貨は、いまも使える現行貨幣です。そのため銀行や郵便局では、額面どおり「10万円」として扱われます。
一方で、この金貨は純金20gでできているため、金相場が高い時期は、金としての素材価値が額面10万円を上回ることがあります。その場合、額面交換より買取店に売るほうが手取りが多くなる場合があります。
| 売り先 | 受け取れる金額の考え方 | こんなときに不利 |
|---|---|---|
| 銀行・郵便局 | 額面どおり(10万円金貨なら10万円) | 金相場が高く、素材価値が額面を上回るとき |
| 買取店 | 金相場×重量×品位を基準に算出(額面以上になる場合あり) | 相場が低い時期や、状態・付属品で減額があるとき |
逆に、発行枚数が多く金の含有量が少ないタイプの記念金貨では、相場によっては「額面のほうが高い(=銀行で替えたほうが得)」というケースもあります。だからこそ、まず自分の金貨が地金型か記念型かを知ることが、最初の一歩になります。
あなたの金貨は「地金型」か「プレミア型」か

専門用語を覚える必要はありません。次の3つの質問に答えるだけで、おおよその見当がつきます。
- 質問1:どこの国の金貨ですか? 海外(カナダ・オーストリア・南アフリカなど)の動物や人物が描かれた金貨 → 地金型の可能性が高い。日本の造幣局が発行した記念金貨 → 記念型の可能性が高い。
- 質問2:重さや額面の表記はありますか? 「1oz」「31.1g」などの重量表記 → 地金型。「10万円」など日本円の額面表記 → 記念型。
- 質問3:箱・証明書(付属品)はありますか? 付属品の有無が査定に響きやすいのは記念型・プレミア型です。
地金型(メイプルリーフ・ウィーン・クルーガーランド など)
地金型は、金そのものの価値で値段が決まるタイプです。代表的なのは、カナダのメイプルリーフ金貨(純金99.99%)、オーストリアのウィーン金貨ハーモニー、南アフリカのクルーガーランド金貨などです。
買取価格の基本は「金相場 × 重量 × 品位」。デザインのプレミアより、その日の金1gあたりの相場に連動して動くのが特徴です。
| 項目 | 地金型金貨 |
|---|---|
| 価格の決まり方 | 金相場×重量×品位(相場連動) |
| 代表例 | メイプルリーフ/ウィーン/クルーガーランド ほか |
| 売り時の考え方 | 金相場が高い時期ほど有利になりやすい |
プレミア型・記念金貨(御在位/御即位 10万円金貨)
日本の記念金貨では、額面10万円の金貨が代表的です。よく混同されますが、実は2種類あり、重さで見分けられます。
| 種類 | 発行 | 重さ | 直径 | 素材 |
|---|---|---|---|---|
| 天皇陛下御在位60年記念10万円金貨 | 昭和61〜62年(計1,100万枚) | 20g | 30mm | 純金 |
| 天皇陛下御即位記念10万円金貨 | 平成2年(200万枚) | 30g | — | 純金 |
どちらも額面は10万円ですが、含まれる金の量が違うため、素材価値の出方も変わります。「額面10万円」という数字だけで判断せず、まず重さを量ってみると、自分のものがどちらか見当がつきます。
査定額を下げないために——やってはいけないこと

「少しでも高く」と思って取った行動が、逆に査定額を下げてしまうことがあります。良かれと思ってやりがちな失敗を、先に知っておきましょう。
磨かない・付属品を捨てない・溶かせない理由
- 磨かない:金貨を布や研磨剤でピカピカにすると、表面に細かい傷がつき、コレクション価値のあるものは評価が下がる場合があります。汚れていてもそのままで構いません。
- 付属品を捨てない:箱・ケース・証明書(ブリスターパックなど)は、特に記念金貨で査定に影響します。「ゴミかな」と思っても、まずは取っておいてください。
- 溶かして地金にできない:10万円金貨は現行貨幣のため、貨幣損傷等取締法で傷つけたり溶かしたりする行為が禁止されています。「金として溶かせば高いのでは」という発想は通用しません。
偽物セルフチェックと、御在位10万円金貨の注意
偽物が不安な方のために、簡易チェックの目安をお伝えします。御在位60年記念10万円金貨は重さ20g・直径30mmが正規品の規格です。ここから大きく外れていれば、偽物の可能性が高まります。
ただし、ここは正直にお伝えしておきたい点があります。近年はタングステンという、金に近い比重の金属に金メッキを施した精巧な偽物が出回っており、重さ・比重・磁石・X線(簡易測定)でも本物に近い数値が出る高精度な偽造品が確認されています。
実際に2023年にはタングステン製偽造の販売が問題化し、買取の現場でも警戒が強まりました。つまり、ご自宅での自己判断には限界があるということです。
| チェック方法 | 分かること | 限界 |
|---|---|---|
| 重さ・直径を測る | 規格から大きく外れれば偽物の疑い | 高精度な偽物は規格を再現している場合がある |
| 磁石に近づける | 付けば偽物の可能性 | 金もタングステンも磁石に付かないため判別不可 |
| 蛍光X線分析(XRF)など専門機器 | 内部の成分まで確認しやすい | 個人では難しく、買取店・鑑定機関での確認が現実的 |
査定スタッフのコメント
「『偽物かもしれないから恥ずかしい』と査定をためらう方がいますが、その心配こそ私たちに任せてほしい部分です。本物かどうか分からない状態でお持ちいただいて全く問題ありません。むしろ自己判断で売り先を間違えるほうがリスクになります。」
売る前に知っておきたい税金の話

「金貨を売ると税金で持っていかれるのでは」という不安もよくいただきます。結論としては、多くの一般的なケースでは税金がかからない範囲に収まることが多いのですが、条件を知っておくと安心です。なお、税の最終的な判断は税務署や税理士にご確認ください。
200万円・支払調書・譲渡所得50万円控除・5年超
個人が金貨を売って得た利益は、原則として譲渡所得として扱われます。ポイントは次のとおりです。
| 論点 | 内容 |
|---|---|
| 特別控除50万円 | その年の譲渡益の合計が50万円以下なら、原則として税金はかからない |
| 保有5年超(長期譲渡所得) | 5年を超えて保有していたものは、控除後の課税対象がさらに1/2になる |
| 支払調書(200万円超) | 1回の売却額が200万円を超えると、買取業者が税務署に支払調書を提出する(金貨・金地金等が対象、銀は対象外) |
注意したいのは、「利益(=売った金額−買った金額−費用)」が課税の対象であって、売却額そのものに課税されるわけではない点です。たとえば利益が50万円以内なら、確定申告が不要になるケースが多くなります。
相続で受け取った金貨の取得費
相続や遺品で受け継いだ金貨は、先代(亡くなった方)が買ったときの金額(取得価額)を引き継いで利益を計算します。問題は、購入時の領収書が見つからないケースです。
取得費を証明できない場合、税法上は「売却額の5%」を取得費とみなして計算されるため、利益が大きく出たように扱われ、税金面で不利になることがあります。
査定スタッフのコメント
「『買ったときの書類が見つからないけど売れますか?』というご相談は本当に多いです。書類がなくても査定・買取自体は問題なくできます。
ただ税金の計算では取得費が分かると有利になるので、桐箱や引き出しに領収書が紛れていないか、念のため一度探してみてください。」
売り先の選び方——店頭・出張・宅配・フリマを比較

自分の金貨のタイプと、銀行より買取店が得になりやすいことが分かったら、次は「どの売り先・どの方法を選ぶか」です。それぞれに向き不向きがあります。
| 方法 | 対面 | 手間・スピード | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 銀行・郵便局(額面交換) | あり | その場で完結 | 額面のほうが高い金貨を確実に現金化したい人 |
| 買取店(店頭) | あり | その場で査定・現金化しやすい | 対面で説明を受けながら決めたい人 |
| 出張買取 | あり(自宅) | 予約して来てもらう | 持ち運びが不安・量が多い人 |
| 宅配買取 | なし | 箱に詰めて送るだけ | 対面が苦手・人に知られず進めたい人 |
| フリマ・オークション | なし | 出品〜発送の手間と知識が必要 | 相場を理解し、トラブル対応もできる人 |
対面でのやり取りが気づまりな方や、近くに信頼できる店舗がない方には、宅配買取という選択肢があります。専用の箱に詰めて送るだけで査定が始まる方式で、対応している品目や送り方は事前に確認しておくと当日の流れがイメージしやすくなります。
具体的には貴金属の宅配買取の対応範囲を見ておくと、金貨以外の指輪やネックレスもまとめて出せるかどうかが分かります。
ここまで比べて買取店が良さそうと感じたら、まず査定額だけ確かめてみませんか。送料も査定もキャンセルも無料で、金額を見てから売るか決められます。LINEで写真を送るだけでも目安が分かります。
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こんな人は買取店、こんな人は別の方法が向いている
すべての人に買取店が最適というわけではありません。正直なところ、向き・不向きがあります。
| 買取店(出張・宅配)が向いている人 | 別の方法が向いている人 |
|---|---|
| 本物か偽物か分からず不安な人 | 額面のほうが高い金貨を確実に現金化したい人(→銀行) |
| 相続・遺品で複数まとめて手放したい人 | 相場やトラブル対応に自信があり、手数料を抑えたい人(→フリマ) |
| 対面が苦手・人に知られず進めたい人 | コレクションとして保有し続けたい人 |
| まず適正な査定額だけ知ってから決めたい人 | — |
とくに「売ると決めていないけれど、いまの価値だけ正しく知りたい」という段階の方は、無料査定との相性が良い層です。
金貨だけでなく、一緒に出てきた指輪やネックレスもまとめて見てもらえるか気になる場合は、金貨をふくむ貴金属の無料査定の内容を確認しておくと、何を準備すればいいかが分かります。
査定額に納得できなければ売らない、という前提で動けるのが買取店を使うメリットです。
よくある失敗と防ぐ方法
金貨買取の現場で実際によく起きる失敗と、その防ぎ方をまとめます。
- 失敗1:1社だけで即決してしまう → 提示額が妥当か分からないまま売って後悔。防ぎ方は、相見積もりを取るか、無料査定で内訳説明を受けてから判断すること。
- 失敗2:ピカピカに磨いてしまった → 表面に傷がつき減額対象に。防ぎ方は、汚れていてもそのまま持ち込むこと。
- 失敗3:箱や証明書を処分してしまった → 付属品ありで評価されるはずが下がる。防ぎ方は、関連物をひとまず全部残すこと。
- 失敗4:偽物と気づかず店を選んだ → 真贋を見極められない店だとトラブルに。防ぎ方は、成分分析の機器がある店を選ぶこと。
- 失敗5:取得費の書類を探さず売った → 税金計算で不利に。防ぎ方は、領収書がないか先に確認すること。
査定から入金までの流れ(対面なしでも完結)
「申し込んだら売らされそう」という心配を持つ方が多いのですが、実際の流れを知ると、思ったより気軽だと感じてもらえるはずです。宅配買取の場合は、おおむね次のステップです。
- STEP1 申し込み:電話・メール・LINEのいずれかで申し込み。LINEなら写真を送って事前に目安を聞くこともできます。
- STEP2 梱包:金貨を磨かず、付属品があればそのまま箱に詰めます。
- STEP3 発送:送るだけ。あとは待つだけです。
- STEP4 査定:重さ・品位を測り、内訳を提示。納得できなければキャンセルでき、返送料がかからない業者を選べば追加費用の心配がありません。
- STEP5 入金:合意後に指定口座へ。対面なしで完結します。
忙しくて店舗に行く時間がない方や、対面でのやり取りが気づまりな方には、宅配買取が向いています。段ボールに詰めて送れば自宅で完結し、人に会わずに進められます。電話やメールでの事前相談も受け付けています。
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金貨の売却でよくある質問(FAQ)
Q. 額面10万円の金貨、銀行と買取店どっちが得ですか?
A. 金相場が高い時期は、純金20gの素材価値が額面10万円を上回り、買取店のほうが手取りが多くなる場合があります。一方で金の含有量が少ない記念金貨は、相場によっては額面のほうが高いこともあります。まず種類と重さを確認するのが近道です。
Q. 自分の金貨が地金型か記念型か、どう見分けますか?
A. 海外発行で重量表記(1ozなど)があれば地金型、日本の造幣局発行で円の額面表記があれば記念型の可能性が高いです。判断がつかなければ、そのまま査定に出して構いません。
Q. 偽物かどうか自分で確認できますか?
A. 重さ20g・直径30mm(御在位60年の場合)から大きく外れれば偽物の疑いがあります。ただし近年は重さ・比重・磁石でも見分けにくい高精度な偽物があり、自己判断には限界があります。成分分析の機器がある店での確認が安心です。
Q. 金貨を磨いてしまいました。減額されますか?
A. 表面に傷がつくと、コレクション価値のあるものは評価が下がる場合があります。これから売る方は磨かず、汚れていてもそのままにしてください。
Q. 金貨は溶かして地金として売れますか?
A. 10万円金貨などの現行貨幣は、貨幣損傷等取締法で溶かす・傷つける行為が禁止されています。溶かして売ることはできません。
Q. 金貨を売ると税金や確定申告は必要ですか?
A. 利益(売却額−取得費−費用)が年間50万円以下なら、原則として税金はかからず申告不要となるケースが多いです。1回の売却額が200万円を超えると、業者から税務署へ支払調書が提出されます。詳細は税務署・税理士にご確認ください。
Q. 相続で受け取った金貨はどう扱われますか?
A. 亡くなった方の取得価額を引き継いで計算します。購入時の書類がなく取得費を証明できない場合は、売却額の5%が取得費とみなされ、税金面で不利になることがあります。
Q. 付属品がない・1枚だけでも売れますか?
A. 売れます。付属品があるほうが有利になる場合がありますが、なくても査定・買取は可能です。1枚からでも対応しています。
Q. 家族や近所に知られずに売れますか?
A. 宅配買取なら対面なしで完結するため、人に知られずに進めやすい方法です。出張買取も事前予約制で、突然訪問することはありません。
Q. 査定だけ受けて売らないこともできますか?
A. できます。査定額に納得できなければキャンセルでき、返送料無料の業者を選べば費用は発生しません。「まず価値だけ知りたい」という使い方で問題ありません。
広島で金貨を売るなら——トレジャーマーケット
ここまで読んで「動いてみようかな」と思われた方へ、選択肢のひとつとして私たちトレジャーマーケットの貴金属買取もご紹介させてください。広島での出張買取と、全国対応の宅配買取の両方に対応しています。
強みは、本物か分からない金貨でもそのまま査定できること、対面が苦手な方は宅配で完結できること、そして査定額に納得できなければキャンセルでき、その場合の費用が発生しないことです。
出張は事前予約制で、突然訪問することはありません。遺品整理や生前整理に合わせて、金貨以外の貴金属や不用品もまとめてご相談いただけます。サービスの詳細や対応品目はトレジャーマーケットの貴金属買取のページで確認できます。
査定スタッフのコメント
「お父様の遺された金貨を持って来られる方に、私たちが一番気をつけているのは、金額の話の前に『これが何なのか』をきちんとお伝えすることです。
納得してから決めていただきたいので、その場で結論を急かすことはしません。まずは価値を知るところから、で大丈夫です。」
まとめ:損しないための、次の一歩
金貨買取で後悔しないためのポイントを、最後に整理します。
- 金貨は種類(地金型/記念型)と売り先で手取りが変わる。額面10万円でも銀行両替が損になる場合がある
- 査定前に磨かない・付属品を捨てない。現行貨幣は溶かせない
- 偽物の自己判断には限界がある。成分分析の機器がある店での確認が安心
- 税金は利益50万円が一つの目安。相続分は取得費の書類があると有利
- 迷ったら、まず無料査定で価値だけ確認してから売るか決める
価値が分からないまま手放して後悔するより、まず今の査定額を知っておくほうが安心です。電話・メール・LINEのいずれでも、相場の目安だけ気軽に確かめられます。売るかどうかは、それから考えても遅くありません。
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査定スタッフのコメント
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