シートだけの版画は売れる?額装なし・丸め保管作品の査定ポイントと注意点
投稿日:

額に入っていない版画のシートだけが出てきた。筒に丸めたまま何年も押し入れに置いていた。そんな状態の版画でも売れるのか、不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、額がなくても版画は買取対象になります。査定で見られているのは額ではなくシート本体であり、作家や技法、エディション、そして紙の状態によって評価が決まるためです。
ただし、丸めて保管していたことで生じた折れやシミは評価に影響するため、「何を確認し、何をしないか」を知っておくことが大切です。
この記事では、額なし・丸め保管の版画が売れる条件、査定前のチェック方法、やってはいけないことまで順番に解説します。
この記事を読んでわかること
- 額なし・シートのみの版画が売れる理由と、評価が分かれる条件
- 丸めて保管していた版画で、査定前に確認しておきたい状態のポイント
- 査定担当者がシート状態の版画で見ている5つの要素
- 自分で額装や補修をしてから売る必要がない理由と、やってはいけないこと
- 丸めた版画を宅配買取に出すときの相談方法と送り方
結論:額がなくてもシートだけの版画は売れる
まず最も気になる点からお答えします。版画は額がなくても売れます。版画の価値を決めているのは、誰が、どの技法で、何枚限定で制作した作品なのかという「シート本体の情報」であり、額縁はあくまで作品を保護し、飾るための付属品です。
画廊や美術市場でも版画がシートの状態で取引されることは珍しくなく、額の有無によって作品そのものの評価が変わるわけではありません。
査定で見られるのは「額」ではなく「シート本体」
買取査定では、まず作家名と技法を特定し、次にエディションナンバーやサインの有無、刷りの状態、紙の保存状態を確認します。
これらはすべてシートに記されている情報か、シートの状態そのものです。額がない状態は、むしろ査定担当者にとって紙の端まで直接確認できるという利点もあります。
額入りの場合はガラス越しになるため、紙質や余白の状態を額を外さずに判断するのは難しいからです。
トレジャーマーケットの絵画買取でも、額装の有無を問わず査定を行っています。額に入ったままの作品はそのまま、シートだけの作品もそのままの状態で査定に出していただけます。
対応している版画の種類や買取事例は絵画・版画の買取ページでご確認ください。
ただし「丸め保管」の状態次第で評価は変わる
額の有無は評価を左右しませんが、丸めて保管していたことによる紙のダメージは評価に影響します。
版画は紙の作品であるため、巻き癖、折れ、ひび割れ、シミ、ヤケといった状態の変化が、そのまま査定額の増減につながります。
軽い巻き癖程度であれば大きな減点になりにくい一方、折れが画面を横切っている、インク面にひびが入っている、水シミやカビがあるといった場合は評価が下がります。
つまり、額なし版画の査定で問われているのは「額がないこと」ではなく「紙がどんな状態で残っているか」です。次の章では、売れやすいケースと評価が難しくなるケースを整理します。
額なし版画が「売れやすいケース」と「評価が難しいケース」

同じ額なし・シートのみの版画でも、評価は作品によって大きく分かれます。ご自身の版画を当てはめやすいよう、代表的な条件を表に整理しました。
| 確認項目 | 売れやすいケース | 評価が難しいケース |
|---|---|---|
| 作家 | 著名作家、人気の現代作家、浮世絵・新版画の有名絵師 | 作家が特定できず、署名や印などの手がかりもない |
| 技法 | 木版・銅版・リトグラフ・シルクスクリーンなどのオリジナル版画 | オフセット印刷のポスター、画集の付録などの複製 |
| エディション・サイン | 限定部数が記され、鉛筆の直筆サインが残っている | 番号もサインもなく、余白が切り落とされている |
| 紙の状態 | 軽い巻き癖のみで、折れ・シミ・ヤケが少ない | 深い折れ、裂け、水シミ、カビ、インクのひび割れ |
| 付属資料 | 保証書、購入時の領収書、画廊シール、元の額の裏板がある | 購入経緯も資料も一切わからない |
売れやすいシート版画の条件
最も評価されやすいのは、著名作家の限定版画で、余白にエディションナンバーと直筆サインが残り、紙の状態が良いものです。
海外作家ではピカソ、シャガール、ダリ、ミロなど、国内では棟方志功、東山魁夷、平山郁夫、川瀬巴水、吉田博といった名前が代表的で、近年は村上隆や草間彌生、奈良美智といった現代作家の版画も安定した需要があります。
限定部数が少ないほど希少性は高まり、同じ作家でも人気の図柄かどうかで評価が変わります。トレジャーマーケットの絵画買取事例には、サルバドール・ダリのリトグラフや六代目歌川豊国の浮世絵など、版画作品の買取実績が掲載されています。
また版画の査定実績として、吉田博の木版画は商品状態「C」と表記された作品も掲載されており、状態に不安がある作品でも査定対象になっていることがわかります。丸め保管で多少の傷みがあっても、作家や作品によっては十分に評価の対象です。
評価が難しくなるケース
相談として非常に多いのが、版画だと思っていたものが印刷物だったケースです。美術館の展覧会ポスター、画集の付録、カレンダーの一枚などは、額に入れると本物のように見えますが、オフセット印刷による複製であれば美術品としての評価はつきにくくなります。
トレジャーマーケットの絵画買取ページでも「印刷で作られた複製画」は買取対象外として案内されています。
一方で、同ページのよくある質問では、ポスターを額装して持ち込まれる方は意外と多く、鑑定士が判別したうえで丁寧に説明すると案内されています。ご自身で判断がつかない場合は、恥ずかしがらずにそのまま査定に出して確認するのが確実です。
そのほか、過去の額装の都合で余白を切り落としてサインが失われている作品、水濡れで画面がにじんだ作品、カビが全面に広がった作品は、作家が著名であっても評価が大きく下がるか、買取が難しくなることがあります。
ただし軽度のシミやヤケであれば評価の対象になるため、自己判断で処分せず、まずは相談してみてください。
丸めて保管していた版画の状態チェック【査定前に確認すること】

筒に入れていた版画を査定に出す前に、どんなダメージが出やすいかを知っておくと、査定結果の見通しが立てやすくなります。
ここでは丸め保管で起こりやすい4つの状態変化を説明します。確認するときは、手を洗ってから清潔で平らな場所に置き、短時間で済ませてください。無理に広げる必要はなく、筒から少し引き出して端を見るだけでも十分です。
巻き癖・波打ち
筒に長期間入れていた紙は、巻いた形を記憶します。これが巻き癖です。軽い巻き癖は額装やマット装の工程で落ち着かせることができるため、査定で大きな減点になることは少ないと考えられます。
ただし直径の小さい筒にきつく巻かれていた場合は、紙の繊維に負担がかかり、広げたときに細かなひびや波打ちが出ることがあります。筒が細いほど、また紙が厚いほど注意が必要です。
折れ・ひび割れ・角の潰れ
丸める際に斜めに巻いてしまうと、画面を横切る折れ線が入ることがあります。折れは一度入ると完全には戻らず、画面内にある場合は評価に直接影響します。
特に注意したいのがシルクスクリーンのように厚いインク層を持つ版画で、紙を曲げた際にインク面に細かなひび割れが生じることがあります。
角の潰れや小さな裂けは、余白部分であればマットで隠せる範囲として扱われることもありますが、画面に及んでいる場合は減点要素になります。
シミ・ヤケ・カビ・テープ跡
筒の内側に直接触れていた部分や、新聞紙・包装紙に包んでいた作品には、紙の酸性成分が移って茶色い変色(ヤケ)や点状のシミが出やすくなります。
湿気の多い場所ではカビが発生することもあります。また、以前額に入っていた作品は、マットの窓に沿って外周だけ色が違う「マット焼け」や、裏面に貼られていたテープの跡が残っていることがあります。
これらは自分で落とそうとせず、そのままの状態で査定に出すのが鉄則です。消しゴムや水での処置は紙を傷め、評価を下げる原因になります。
余白とエディション・サインが残っているか
版画は多くの場合、画面の下の余白部分に鉛筆で情報が記されます。一般的には左側にエディションナンバー(例:25/100)、中央にタイトル、右側に作家のサインという配置です。
この余白が残っているかどうかは、額の有無よりはるかに重要です。過去に額のサイズに合わせて余白を切り落とした作品は、作家本人のサインという最も重要な証拠を失っていることになり、評価が大きく下がります。
シート状態で保管されていた版画は余白が無傷で残っていることが多く、この点は額なし保管の利点とも言えます。
査定前チェックリスト
- 画面を横切る折れ線や、インク面のひび割れがないか
- 茶色い点状のシミ、外周の変色、カビ臭がないか
- 下部の余白に鉛筆のエディションナンバー・サインが残っているか
- 裏面に画廊のシール、版元の印、作品番号などの記載がないか
- 保証書・購入時の領収書・元の額の裏板などが手元に残っていないか
査定担当者がシート版画で見ている5つのポイント

額なしの版画を査定に出したとき、担当者はどこを見ているのでしょうか。
トレジャーマーケットの絵画買取では、美術専門の鑑定士が作家の特定、制作年代の判定、真贋の見極めを行い、裏面の情報も含めて総合的に判断しています。ここではシート状態の版画で特に重視される5つの要素を説明します。
1. 作家と技法(オリジナル版画か複製か)
最初に確認するのは、どの作家の、どの技法による作品かという点です。木版画なら紙の凹凸やばれんの跡、銅版画なら版の縁が紙に押し付けられた「プレートマーク」、リトグラフやシルクスクリーンなら印刷物のような規則的な網点がないことが手がかりになります。
オフセット印刷の複製であれば、ルーペで見ると規則的な網点が並んでいるため判別できます。なお、作家本人が監修し限定部数で制作されたジクレー版画は、単なる印刷複製とは区別して扱われます。
2. エディションナンバーとサインの種類
限定部数が少ないほど、また付属資料と照合できる番号であるほど評価されやすい傾向があります。「A.P.」「E.A.」は作家保存版、「H.C.」は非売品を意味する記号で、通常の番号とは別に扱われます。
サインは鉛筆による直筆サインが最も評価され、版の中に刷り込まれた「版上サイン」や、没後に制作された作品に押されるスタンプサインとは区別されます。
3. 刷りの状態と紙の保存状態
色の鮮やかさ、退色の有無、紙の白さ、シミや折れの有無を確認します。前章のチェック項目はここで評価されます。
同じ作品でも、状態の良いものと折れやシミがあるものでは評価に差が出ますが、作家や作品の希少性が高ければ、状態に難があっても買取対象になることは珍しくありません。
4. 来歴を示す付属資料
保証書、画廊の領収書、展覧会の出品記録、額の裏板に貼られたシールなどは、真贋判断と価値評価の重要な手がかりです。額を処分していても、裏板やシールだけ残っていれば一緒に出してください。
トレジャーマーケットの絵画買取でも、作品裏面の文字や画廊のシールは真贋判定や価値評価の手がかりとして重視すると案内されています。
5. 現在の市場での需要
最終的には、その作品を今欲しい人がどれだけいるかで価格が決まります。同じ作家でも人気図柄とそうでないものでは差が出ますし、流通量の多い作品は相場が落ち着きやすい傾向があります。
トレジャーマーケットでは画廊やオークションハウスとのネットワークを持ち、作品に合った市場での再販を前提に価格を提示しています。
こうした判断には専門的な知識が必要です。ご自身で「価値がなさそう」と結論を出す前に、まず絵画・版画の査定について確認することをおすすめします。
額がない、筒に入ったまま何年も経っている、作家名もはっきりしない。そうした版画ほど、ご自身で価値を判断するのは難しいものです。
トレジャーマーケットでは、額なしのシートのままでも、巻き癖が残った状態のままでも査定を承っています。
無理に伸ばしたり額装したりする前に、まずは現状のまま写真を送って相談するところから始めてみてください。査定とキャンセルは無料で、売るかどうかは金額を見てから決めていただけます。
段ボールに詰めて送るだけ!
全国どこからでも高価買取します
家にある箱に詰めて、着払いで送るだけ。箱の数も大きさも制限なし。

- 全部ゼロ円リスクなしで試せる
- 届いたら詰めてあとは待つだけ
- 誰にも知られず最短即日入金
まずはお気軽にご相談ください
売る前にやってはいけないこと【額なし版画でよくある失敗】

「少しでも良い状態にしてから売りたい」という気持ちから、かえって評価を下げてしまう行動があります。額なし・丸め保管の版画で特に多い失敗を4つ挙げます。
無理に伸ばす・重しをのせる・アイロンをかける
巻き癖を直そうとして逆方向に巻き直す、本や重しを直接のせる、霧吹きで湿らせる、アイロンをかけるといった方法は、紙やインクを傷める原因になります。
急に逆方向へ力をかけるとひびや折れが入り、湿らせると波打ちやインクのにじみが起こります。
巻き癖は専門家が扱える範囲ですが、折れとにじみは元に戻りません。査定に出す段階では、巻き癖がついたままで問題ありません。
自分で額装してから売る
額に入れたほうが高く売れるのではないか、と考える方は多いのですが、一般的に額装費用がそのまま査定額に上乗せされることは期待できません。
評価の対象はシート本体であり、買取店は再販時に自社で額装や販売方法を判断します。
さらに、安価な額やテープで直接固定するような額装は、紙に跡を残して評価を下げる恐れもあります。額装はせず、シートのまま査定に出すのが基本です。
余白を切る・テープで補強する・汚れをこする
サイズを整えるために余白を切ると、エディションやサインが失われます。破れを裏からセロハンテープで補強すると、時間とともに変色して紙に浸透し、専門家でも除去が難しくなります。
消しゴムや布で汚れをこすると、紙の表面が毛羽立ち、鉛筆のサインまで消えてしまうことがあります。ダメージがある場合も、手を加えずそのままの状態で見てもらうのが最善です。
額入りの作品を額から外す
逆に、額に入った状態で見つかった作品を、送りやすくするために額から外してしまうのも避けてください。額の裏板には画廊のシールや作品情報が貼られていることが多く、額縁そのものに価値がある場合もあります。
トレジャーマーケットでは額縁も一緒に査定しており、アンティークの額縁や作家がこだわって選んだ額は、作品本体と同等かそれ以上の評価がつくこともあると案内されています。
額入りは額入りのまま、シートはシートのまま、現状で出すのが最も損をしない方法です。
額装してから売るべき?そのまま出すべき?
前章でも触れましたが、この疑問は非常に多いため、改めて整理します。結論は「額装せずそのまま出す」です。理由は3つあります。
第一に、額装には数千円から数万円の費用がかかりますが、その費用分が査定額に反映されることはほとんどありません。買取店が評価するのは作品本体であり、額は付属品として別に見られるためです。
第二に、額装の仕方によってはマイナスになります。酸性のマット紙や台紙を使うと紙が変色しやすくなり、作品を糊やテープで直接固定すると跡が残ります。第三に、額装すると裏面や紙の端が確認しにくくなり、査定時に額を外す手間が発生します。
例外は、作家が指定したオリジナルの額や、購入時に付属していた額が手元に残っている場合です。これらは作品の一部として評価されることがあるため、別々に保管していても一緒に査定に出してください。
トレジャーマーケットの絵画買取は額装のままでも額なしでも対応しており、どちらの状態でも査定の手順は変わりません。詳しくは額装の有無を問わない絵画買取ページで確認できます。
丸め保管の版画を宅配買取に出すときの相談方法と送り方

額なしの版画は額入りに比べて軽く、送りやすいのが利点です。ただし紙の作品であるため、輸送中の折れや湿気には注意が必要です。ここでは、相談から発送までの流れを説明します。
まずは写真で事前相談する
いきなり発送するのではなく、まずは写真を送って相談するのがおすすめです。トレジャーマーケットではLINEやメールでの事前査定に対応しています。
写真は、作品全体、余白のサインとエディション部分、気になるダメージ、裏面の4点を撮っておくと、やり取りがスムーズになります。
丸めたままで全体が撮りにくい場合は、筒から少し引き出した状態と、端の部分だけでも構いません。作家名がわからなくても、サインの写真から読み取れることがあります。
筒のまま送る場合・平らに送る場合
筒に入っていた作品は、無理に伸ばさず筒のまま送るのが基本です。筒が汚れていたり潰れていたりする場合は、作品の表面に薄葉紙やトレーシングペーパーのような清潔な紙を重ねてから緩く巻き直し、口径にゆとりのある新しい筒に入れてください。
もともと平らに保管していた作品は、作品より一回り大きい厚紙2枚で挟み、曲がらないよう固定して箱に入れます。いずれの場合も、ビニール袋で密封すると湿気がこもるため、避けたほうが安心です。
トレジャーマーケットの宅配買取の流れ
トレジャーマーケットの宅配買取は、全国どこからでも送料無料で利用でき、査定後にキャンセルした場合の返送料も無料です。
作品が到着してから最短当日、遅くとも3営業日以内に査定結果の連絡があり、金額に納得してから買取が成立します。配送中の万が一に備えて補償付きの配送方法が案内されるほか、古物営業法に基づく本人確認書類の提示が必要です。
1枚だけの版画でも受け付けており、段ボールなどの梱包材が手元にない場合は申し込み時に相談できます。額なしの版画を1枚から売りたい方は、版画の買取について詳しく見るページから相談を始めてください。
まとめ
額に入っていない、筒に丸めたまま保管していた版画でも、作品そのものに価値があれば買取の対象になります。
査定で見られているのは額ではなく、作家と技法、エディションとサイン、刷りと紙の状態、付属資料、そして市場の需要です。
額がないこと自体は減点要因ではなく、むしろ余白まで直接確認できるという面では査定しやすい状態と言えます。
一方で、丸め保管によって生じた折れやひび、シミは評価に影響します。ただし、それを自分で直そうとすると状態が悪化することが多いため、無理に伸ばさない、額装しない、余白を切らない、テープで補強しないという4点を守り、現状のまま査定に出すことが最も損をしない方法です。
版画かポスターかの判別や、作家の特定、サインの真贋は、専門家でなければ判断が難しい部分です。
「こんな状態では売れないだろう」と決めつける前に、まずは写真を送って相談してみてください。査定とキャンセルは無料ですので、価値を知ってから売るかどうかを決めることができます。
よくある質問
Q1. 額がない版画でも本当に買取してもらえますか?
A. はい、買取対象になります。版画の評価は作家、技法、エディション、サイン、紙の状態といったシート本体の情報で決まるため、額の有無は作品そのものの評価に影響しません。
トレジャーマーケットの絵画買取でも、額装のままでもシートだけでも、どちらの状態でも査定を行っています。額がないからと諦めず、そのままの状態でご相談ください。
Q2. 筒に丸めたまま何年も放置していて、巻き癖が強いのですが大丈夫ですか?
A. 巻き癖だけであれば、大きな減点になることは少ないと考えられます。専門家であれば額装やマット装の工程で落ち着かせることができるためです。
注意したいのは、巻き癖ではなく折れやひび割れ、シミの有無です。筒から少し引き出して、画面を横切る折れ線やインクのひびがないか確認してみてください。あっても買取が不可能になるわけではないので、現状のまま相談するのが確実です。
Q3. 自分で平らに伸ばしてから査定に出したほうがいいですか?
A. いいえ、伸ばさずそのまま出してください。逆方向に巻き直す、重しをのせる、湿らせる、アイロンをかけるといった方法は、紙やインクにひび、折れ、にじみを生じさせる危険があります。
巻き癖は後から対処できますが、折れやにじみは元に戻りません。査定の段階では巻き癖がついたままで問題なく、筒のまま送っていただいて構いません。
Q4. 額装してから売ったほうが高く売れますか?
A. 一般的には、額装費用が査定額に上乗せされることは期待できません。評価対象はシート本体であり、買取店は再販時に自社で額装方法を判断するためです。
安価な額や酸性のマット、テープでの直貼りはかえって評価を下げる恐れもあります。例外は作家指定のオリジナル額や購入時の額が残っている場合で、その際は一緒に査定に出してください。基本は額装せず、現状のまま出すのが最も損をしません。
Q5. 作家名がわからず、サインも読めません。それでも査定できますか?
A. はい、作者不明の作品でも査定可能です。トレジャーマーケットの絵画買取では、画風や技法から時代や流派を特定し、作者不明でも技術の高い作品は評価すると案内されています。
サインが読めない場合も、(1)サイン部分の拡大写真、(2)裏面のシールや書き込み、(3)購入時の経緯(いつ、どこで入手したか)の3点を伝えると、特定の手がかりになります。
思わぬ作家の作品だったという例もあるため、まずは写真で相談してみてください。
Q6. エディションナンバーやサインがないシートは価値がないのでしょうか?
A. 必ずしもそうではありません。浮世絵や戦前の新版画のように、もともと番号やサインの慣習がない作品も多くあります。また、版の中に刷り込まれた版上サインや、版元の印で特定できる場合もあります。
ただし、本来あるはずの余白が切り落とされてサインが失われている場合は評価が下がります。番号やサインの有無だけで判断せず、作品全体を見てもらうことをおすすめします。
Q7. 版画なのかポスターなのか、自分では見分けがつきません。
A. ルーペで画面を見て、規則的な網点が並んでいればオフセット印刷の可能性が高く、木版なら紙の凹凸、銅版なら版の縁が押された跡(プレートマーク)が手がかりになります。
ただし素人目には判別が難しいため、無理に結論を出す必要はありません。トレジャーマーケットでは、ポスターを額装して持ち込まれる方は意外と多く、鑑定士が判別して丁寧に説明すると案内しています。恥ずかしがらず、そのまま査定に出してください。
Q8. 額から外してシートだけ残っています。額や裏板はもう捨てても大丈夫ですか?
A. 捨てる前に、裏板や額の裏面を確認してください。画廊のシール、作品番号、作家名の書き込みなどが貼られていることが多く、これらは真贋判断や価値評価の重要な手がかりになります。
トレジャーマーケットでも、作品裏面の情報やシールは査定時に重視し、額縁そのものにも価値がつく場合があると案内しています。シールだけでも剥がさず、裏板ごと一緒に査定に出すのがおすすめです。
Q9. シミやヤケ、折れがある版画でも買取してもらえますか?
A. 程度によりますが、軽度のシミやヤケ、余白部分の折れであれば評価の対象になります。
トレジャーマーケットの版画査定実績には、商品状態「C」と表記された吉田博の木版画も掲載されており、状態に難があっても作家や作品によって評価されることがわかります。
一方、カビが全面に広がった作品や水濡れで画面がにじんだ作品は難しい場合があります。自分で汚れを落とそうとせず、現状のまま絵画買取の相談窓口へご相談ください。
Q10. 丸めた版画を宅配で送るとき、どう梱包すればいいですか?1枚だけでも大丈夫ですか?
A. 1枚からでも宅配買取を利用できます。梱包は、(1)筒に入っていた作品は無理に伸ばさず筒のまま、筒が傷んでいれば清潔な薄紙を重ねて緩く巻き直し新しい筒へ、(2)平らな作品は一回り大きい厚紙2枚で挟んで固定、(3)ビニールで密封せず湿気がこもらないようにする、の3点を守ってください。
トレジャーマーケットの宅配買取は全国送料無料で、到着後最短当日から3営業日以内に査定結果の連絡があります。
押し入れの奥から出てきた筒入りの版画や、額を処分してシートだけになった作品は、「こんな状態では」と諦めてしまいがちです。
しかし、査定で見られているのは額ではなく作品そのものです。トレジャーマーケットの宅配買取なら、全国どこからでも送料無料で、届いた作品は専門スタッフが最短当日から3営業日以内に査定し、結果に納得いただけなければ返送料も無料です。まずは1枚から、現状のままお気軽にご相談ください。
段ボールに詰めて送るだけ!
全国どこからでも高価買取します
家にある箱に詰めて、着払いで送るだけ。箱の数も大きさも制限なし。

- 全部ゼロ円リスクなしで試せる
- 届いたら詰めてあとは待つだけ
- 誰にも知られず最短即日入金
まずはお気軽にご相談ください
最近のコラム
- 冷蔵庫の棚板が割れていても売れる?庫内部品欠品の買取査定ポイント
- 故人が改造した機械や模型は売れる?遺品の改造品・詳細不明品を査定に出すコツ
- 遺品のコレクションに値札や購入記録が残っている場合は査定に役立つ?
- ロッドの穂先を詰めた釣竿は売れる?修理・改造歴がある竿の査定ポイント
- 画廊シールが残った絵画は買取査定に有利?来歴資料として見られる情報
- シートだけの版画は売れる?額装なし・丸め保管作品の査定ポイントと注意点
- 版画のエディション番号がない場合は売れる?AP・EA表記の査定
- 反物の端だけ残っていても売れる?着尺・ハギレ・古布の査定ポイント
- 仕立て直した着物は売れる?寸法変更・胴裏交換済みの査定ポイントと注意点
- 勲章・記章・徽章は売れる?箱・証書なしのコレクション買取査定ポイント
買取商品一覧
-
家電 -
時計 -
ブランド -
カメラ -
電動工具 -
厨房機器 -
骨董 -
絵画 -
貴金属 -
宝石 -
イミテーション -
ブランド家具 -
車
-
玩具 -
楽器 -
洋服 -
ピアノ -
無線機 -
着物 -
釣具 -
お酒 -
オーディオ -
アクセサリー -
自転車 -
パチンコ・スロット

トレジャーマーケットへ
ぜひご来店ください
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日・火曜日
出張買取:8:00~21:00 年中無休
※出張買取対応エリアは広島全域となります

メールで査定
LINEで査定





