反物の端だけ残っていても売れる?着尺・ハギレ・古布の査定ポイント
投稿日:

着物を仕立てたあとに残った反物の端、箪笥の奥から出てきた巻きかけの着尺、着物を解いてたたんであった布、祖父母の家にあった古い木綿の布。
「着物本体なら売れそうだけれど、こんな中途半端な布は値段がつかないのでは」と迷ったまま、押し入れに戻している方は少なくありません。
結論からお伝えすると、反物の端や残り布でも、長さ・素材・産地・状態によっては買取の対象になります。
ただし、着物1着分の反物(着尺)として見るのか、手芸素材としてのハギレとして見るのか、時代性のある古布として見るのかで、評価の物差しはまったく違います。
この記事では、その3つの見方と判断基準を整理し、お手元の布が「どの枠で」「何を見られて」査定されるのかが分かるようにまとめました。
この記事を読んでわかること
- 反物の端・残り布・ハギレが売れるケースと売れにくいケース
- 「着尺」「ハギレ」「古布」で査定の見方がどう変わるか
- 長さ・幅・素材・端書き・証紙など、査定で確認されるポイント
- 査定前にやってはいけないことと、準備しておくと評価されやすいこと
反物の端だけでも売れる?結論と判断の軸
まず結論です。反物の端や残り布は、「着物に仕立てられないから無価値」ということはありません。
着物1着分に満たない長さでも、帯揚げや半衿、バッグ、洋服、つまみ細工などのリメイク・手芸素材として一定の需要があり、産地物や正絹であれば単品でも査定の対象になります。
さらに、明治〜昭和初期ごろの古い木綿や縮緬は「古布」として、国内外のコレクターやリメイク作家に求められています。
一方で、どんな布でも売れるわけではありません。ポリエステルなどの化繊が少量だけ、カビや強い臭いが染みついている、広範囲に虫食いがある、といった場合は値段がつきにくいのが実情です。つまり「売れるかどうか」は、次の4つの軸でほぼ決まります。
- 長さ・幅:何に使える布なのか(着物・羽織・小物・手芸)
- 素材:正絹か、木綿・麻か、化繊か
- 産地・証紙・端書き:価値を証明できる情報が残っているか
- 状態:カビ・臭い・虫食い・変色の程度
「着尺」「ハギレ」「古布」は何が違う?

同じ「布」でも、査定ではおおまかに3つの枠で見られます。自分の布がどれに近いかを知っておくと、この先の説明が理解しやすくなります。
- 着尺(きじゃく):着物1着を仕立てられる長さの反物のことです。幅は約36〜38cm、長さは11.5〜13m前後が一般的で、巻いた状態で保管されています。評価軸は「着物として仕立てて着られるか」です。
- ハギレ(端切れ):仕立てたあとの余り布、反物の使い残し、着物を解いた布など、着物1着分に満たない布の総称です。評価軸は「リメイク・手芸の素材として使いやすいか」になります。
- 古布(こふ):明治から昭和初期ごろまでに作られた古い布の総称で、藍染の木綿、絣、筒描、刺し子、縮緬、銘仙などが代表的です。評価軸は「時代性・染織技法・希少性」で、着られるかどうかはあまり関係ありません。
たとえば「大島紬の反物が5mだけ残っている」なら、着尺としては足りませんが、産地物の正絹ハギレとして十分に価値があります。
「古い藍染の布団皮」なら、ハギレではなく古布の枠で見られます。「着物にならないから売れない」と自己判断してしまうのが、最ももったいない失敗です。
端だけ・残り数mでも値段がつく理由
反物の端や残り布に需要がある理由は、主に4つあります。
- リメイク・手芸需要がある:正絹のハギレは帯揚げや半衿、御朱印帳カバー、つまみ細工の材料として人気があり、木綿のハギレはパッチワークや小物作りに使われます。
- 反物の「端」には産地情報が残っている:反物の端には織元名や品名を染め抜いた「端書き」や、証紙が貼られていることが多く、残り布であっても産地や品質を証明できます。
- 海外で和布・古布の需要がある:藍染や絣、大正〜昭和初期の大胆な柄は、海外のテキスタイル愛好家やデザイナーから評価されています。
- まとめて出すと評価されやすい:1枚では難しい小さなハギレも、同素材でまとまれば「ハギレセット」として買い手がつきます。
反物・ハギレを含む着物全般の買取対象や査定の流れは、着物・反物の買取ページでも確認できます。
長さと幅で変わる評価の目安

反物の端や残り布の査定で、最初に見られるのは「長さ」です。長さによって「何に使える布か」が決まり、それがそのまま評価の枠を決めるからです。以下は、あくまで一般的な目安として整理したものです。
| 残っている長さの目安 | 想定される主な用途 | 査定での見られ方 |
|---|---|---|
| 約11.5〜13m(一反) | 着物1着の仕立て | 着尺として評価。未使用で証紙・端書き付きなら最も評価されやすい |
| 約9〜10m(羽尺) | 羽織・コート | 羽尺として評価。着物には足りないが、用途がはっきりしている |
| 約3〜6m | 帯揚げ・半衿・子ども用小物・バッグ・洋服の一部 | リメイク素材として評価。正絹・産地物なら単品でも対象になりうる |
| 約1〜3m | 巾着・小物・パッチワーク | ハギレとして評価。同素材で枚数がまとまると評価されやすい |
| 1m未満・30cm角程度 | つまみ細工・くるみボタン・詰め合わせ | 単品では難しいが、希少な古布や同素材のまとめで対象になることがある |
注意したいのは、合計の長さだけでなく「1本につながっているか」も重要だという点です。
合計12mあっても、3本に切り分けられていれば着尺としては使えず、ハギレの枠に入ります。逆に、5mが1本でつながっていれば、用途の幅が広がります。
幅も確認する(並幅・広幅・帯地)
長さと一緒に、幅も確認しておきましょう。一般的な着物用の反物は幅約36〜38cmの「並幅」です。これより広い約40cm以上の「広幅(キングサイズ)」は、長身の方や裄の長い方向けで、着尺として需要があります。
幅が約30〜35cm程度で長さが3.5〜5m前後なら、着物用ではなく帯地(帯の反物)の可能性が高く、帯として評価されます。白生地(染める前の無地の正絹)や、八掛・胴裏などの裏地用生地も、着尺とは別の枠で見られます。
「端だけ残っている」典型パターン別の見方
実際に相談が多いのは、次のようなパターンです。
- 仕立てたあとの余り(共布):数十cm〜1m程度が多く、単品での評価は難しいものの、同じ着物とセットで出すと「補修用の共布がある」としてプラスに働くことがあります。
- 巻きの途中まで使った反物:残りの長さ次第です。5m以上あればリメイク用途が広がり、正絹・産地物なら十分に査定対象になります。
- 解き地(着物を解いて反物状に戻した布):縫い目の跡や針穴が残るため着尺としては扱われませんが、素材が良ければリメイク素材として評価されます。端縫い(解いた布をつなぎ直す処理)がしてあると扱いやすくなります。
売れやすいケースと売れにくいケース

長さの次に見られるのが、素材・産地・状態です。ここでは、反物の端やハギレが「売れやすい条件」と「売れにくい条件」を整理します。
売れやすい反物の端・ハギレ
- 正絹(絹100%)である:リメイク素材としても古布としても、正絹は安定して需要があります。
- 大島紬・結城紬・久留米絣などの産地物で、端書きや証紙が残っている:産地が証明できる布は、残り布でも評価が上がります。
- 未使用で巻きのまま保管されている:仕立ての針穴や縫い目がない布は、用途が限定されません。
- 大正〜昭和初期の銘仙・縮緬・錦紗など、色柄に時代性がある:現代にはない配色や大胆な柄は、リメイク作家や海外のコレクターに好まれます。
- 藍染・絣・筒描・刺し子などの木綿古布:使い込まれた風合いそのものが評価されます。
- 上布など麻の夏物:通気性の良さから、夏小物の素材として人気があります。
- 刺繍・金彩・絞りなど手仕事が入っている:小さな布でも装飾部分に価値が認められることがあります。
- 同じ素材で枚数がまとまっている:セットとして評価されやすくなります。
売れにくい反物の端・ハギレ
- ポリエステル・ウールなど化繊の布が少量だけ:大量生産品で入手しやすく、単体では値段がつきにくい傾向があります。
- カビが生えている、カビ臭や防虫剤臭が強い:ほかの布に臭いが移るため敬遠されます。
- 広範囲の虫食い・穴がある:使える面積が減るため、評価が下がります。
- 全面に日焼け・変色が及んでいる:巻きの外側だけの焼け(巻きヤケ)なら影響は限定的ですが、全体に及ぶと難しくなります。
- 10〜20cm角以下の極小片が数枚だけ:用途が限られ、単品では難しいケースが多いです。
- 水洗いして縮んだ・風合いが変わった正絹:絹は水で風合いが変わりやすく、元の状態のほうが好まれます。
ただし、「売れにくい」は「価値ゼロ」とは限りません。単品では難しい布も、着物や帯、和装小物と一緒に出すことで、まとめて評価してもらえることがあります。
逆に、状態が非常に悪いものや化繊は、買取店によっては処分費用の相談になる場合もあるため、事前に写真で確認しておくと安心です。
どのような着物・布が対象になるかは、着物買取の対象品目と買取できないものの例を参考にしてください。
査定で見られる5つのポイント
ここからは、実際の査定で確認されることが多いポイントを順に見ていきます。自分で判断できない項目は、無理に調べず「分からない」と伝えて構いません。
1. 素材(正絹・木綿・麻・化繊)
最も基本になるのが素材です。見分けの目安として、正絹はしなやかで上品な光沢があり、手に吸い付くような感触があります。
木綿はマットでハリがあり、麻はシャリ感があって張りが強く、ポリエステルは均一でやや硬い光沢で、こすると静電気が起きやすい傾向があります。
ただし、正絹と化繊の見分けは慣れていないと難しいため、端書きや証紙に「絹100%」「正絹」などの表記がないかを先に確認しましょう。
なお、糸を燃やして判別する方法が紹介されることがありますが、布を傷めるため査定前には行わないでください。
2. 反物の「端」にある情報(端書き・耳・証紙)

皮肉なことに、反物で最も情報が詰まっているのが「端」です。反物の端には、織元名・品名・素材・産地などが染め抜かれた「端書き(はしがき)」があり、生地の両端(耳)に文字や模様が織り込まれていることもあります。
産地物には、品質を保証する「証紙」のラベルが貼られていることが多く、これが残っていれば残り布であっても産地を証明できます。
また、たとう紙や反物を包んでいた紙に、購入店名や品名が書かれていることもあります。端書きや証紙がある部分は、絶対に切り取ったり剥がしたりしないでください。
3. 状態(カビ・臭い・虫食い・日焼け・シミ)
状態は、着物よりも少し緩やかに見られる傾向があります。ハギレは「きれいな部分だけを切り取って使う」ことが前提のため、端のほうに小さなシミがあっても、ほかの部分が活かせれば対象になります。
反物に多い巻きヤケ(巻きの外側だけが日焼けしている状態)や折り目の変色も、程度によっては評価に大きく影響しません。一方で、カビ・強い臭い・広範囲の虫食いは、どの枠で見ても大きなマイナスです。
4. 未使用か、解き地か
巻きのままで針穴や筋がなければ「未使用の反物」として、長さに応じて着尺・羽尺・ハギレのいずれかで評価されます。
着物を解いた「解き地」は、縫い目の跡や針穴、筋消しの有無が確認され、リメイク素材として評価されます。解き地であること自体はマイナスではなく、素材と色柄が良ければ十分に需要があります。
5. 年代・色柄・まとまり
大正〜昭和初期の銘仙に見られる幾何学柄や、江戸〜明治の縮緬の繊細な地風、藍染の深い色合いなど、年代特有の表情は現在では再現しにくく、評価の対象になります。
また、同じ素材・同じ系統の色柄でまとまっていると、セットとして扱いやすくなります。一緒に出てきた着物や帯があれば、まとめて見てもらうほうが、全体の評価は上がりやすくなります。
査定で何を伝えればよいか迷う場合は、着物の査定で確認される項目も参考になります。
「古い布」が古布として評価されるケース
反物の端やハギレの話とは少し異なりますが、箪笥整理や遺品整理では「古い木綿の布」「布団皮」「前掛け」「半纏」などが一緒に出てくることがよくあります。
これらは「ハギレ」というより「古布(こふ)」として見られ、評価の軸が変わります。
評価されやすい古布の種類
- 木綿系:藍染(無地・縞・格子)、絣(久留米絣・書生絣など)、筒描(布団皮や風呂敷に家紋や吉祥文様を描いたもの)、刺し子(半纏・前掛けなど)、襤褸(ぼろ:継ぎ当てを重ねた布)
- 絹系:江戸〜明治の縮緬、大正〜昭和初期の錦紗・銘仙、和更紗、刺繍裂(刺繍が施された布)
- 用途:インテリアファブリック、リメイク、テキスタイルデザインの資料、海外コレクターの収集対象
古布は「着物として着られるか」ではなく、染織技法・年代・希少性で評価されます。
たとえば藍染の筒描布団皮は、布団としての用途はもうありませんが、手描きの文様と藍の色合いそのものに価値があります。
「古い・汚れている=売れない」とは限らない理由
古布の世界では、使い込まれた風合いや、継ぎ当て、色落ちの濃淡が「味」として評価されることがあります。
もちろんカビや強い臭いは別ですが、「古くて汚れているから捨てよう」と判断する前に、一度見てもらう価値はあります。
トレジャーマーケットでは、国内のリサイクル着物店への転売ではなく、海外の着物愛好家や日本文化研究者に直接販売する販路を持っていることを、高額買取の理由として掲げています。
日本では「古臭い」と思われがちな大正〜昭和初期の着物や布が、海外では高く評価されるケースがあるためです。古い布の価値判断に迷ったら、古い着物・布の買取についてで、対象品や買取の考え方を確認してみてください。
ここまで読んで、「うちの布はどの枠に入るのか」「この長さで本当に見てもらえるのか」と気になった方は、写真を1枚送るだけで概算を聞くことができます。
巻きを広げたり、無理に仕分けしたりする必要はありません。端書きや証紙が写るように撮っていただければ、素材や産地が分からなくても大丈夫です。
査定もキャンセルも無料なので、売るかどうか決めていない段階でも気軽に相談できます。
段ボールに詰めて送るだけ!
全国どこからでも高価買取します
家にある箱に詰めて、着払いで送るだけ。箱の数も大きさも制限なし。

- 全部ゼロ円リスクなしで試せる
- 届いたら詰めてあとは待つだけ
- 誰にも知られず最短即日入金
まずはお気軽にご相談ください
査定前にやってはいけないこと・やっておくと良いこと

反物の端やハギレは「良かれと思った準備」が逆効果になることがあります。査定前に避けたいことと、やっておくと評価されやすいことを整理します。
やってはいけないこと
- 水洗い・クリーニングに出す:正絹は水で縮んだり風合いが変わったりしやすく、費用のほうが高くつくことがほとんどです。汚れていてもそのまま出してください。
- 端書き・証紙・ラベルを切り取る、剥がす:産地や品質を証明する唯一の手がかりがなくなります。
- 使いやすそうな大きさに切り分ける:長さが短くなるほど用途が狭まり、評価の枠が下がります。
- 高温のアイロンをかける:絹は熱で光沢が変わることがあります。かけるなら低温で当て布をしてください。
- 強い防虫剤を直接入れる:臭いが染みつくと評価が下がります。
- 「これはゴミ」と自己判断して先に捨てる:小さな端書き付きの切れ端や古い木綿布が、実は一番価値がある場合もあります。
やっておくと良いこと
- 素材・種類でおおまかに分ける:「正絹」「木綿」「麻」「不明」程度で十分です。不明は不明のままで構いません。
- 長さと幅をメジャーで測ってメモする:巻きのままなら、巻き直さずに外周と厚みから概算で構いません。
- 写真を撮る:全体、端書きや証紙、柄のアップ、気になるダメージ箇所の4カットがあると、事前査定が正確になります。
- 一緒に出てきた着物・帯・和装小物をまとめる:セットで見てもらうほうが評価されやすくなります。
- 風を通す程度の陰干し:臭いが気になる場合は数時間陰干しする程度にとどめ、無理に広げたり日に当てたりしないでください。
査定前チェックリスト
- □ 端書き・証紙・ラベルは残っているか(切っていないか)
- □ おおよその長さと幅を測ったか
- □ 1本につながっているか、複数に分かれているか
- □ 未使用か、解き地(縫い目・針穴あり)か
- □ カビ・強い臭い・虫食いの有無を確認したか
- □ 一緒に出す着物・帯・小物はあるか
- □ 全体・端・柄・ダメージの写真を撮ったか
トレジャーマーケットの反物・ハギレ・古布の買取について
トレジャーマーケットの着物買取では、仕立て上がりの着物や帯だけでなく、反物・未仕立て品(着尺反物、帯反物、白生地、友禅染め反物、夏物反物など)が買取ジャンルとして明記されています。
「身丈の短い着物」や「帯や小物が揃っていない着物」も対象としており、中途半端な状態のものでも相談しやすい体制です。
買取方法は、ご自宅に伺う出張買取(広島全域)、広島市中区の店舗への店頭買取、全国から送れる宅配買取の3つです。査定料・キャンセル料・手数料はかからず、ご納得いただければ最短即日で入金されます。
「写真1枚から査定」にも対応しており、スマートフォンで撮った写真をLINEで送るだけで、その日のうちにおおよその金額を聞くことができます。素材や産地が分からなくても、柄や生地の質感から判断してもらえます。
一方で、修復不可能な損傷、広範囲の虫食い、カビ、除去できない臭いがあるものは買取できない場合があり、化繊や状態が非常に悪いものは処分費用の相談になることもあります。
この点は査定時に必ず説明があるとされていますが、宅配で送る前に写真で事前相談しておくと、返送の手間を避けられます。詳しい買取の流れや対象品目は、トレジャーマーケットの着物買取ページをご覧ください。
まとめ
反物の端や残り布、ハギレ、古布は、「着物に仕立てられないから売れない」とは限りません。
査定では、着尺・ハギレ・古布のどの枠で見るかが決まり、そのうえで長さ・幅、素材、端書きや証紙の有無、状態が確認されます。
- 12m前後あれば着尺、9〜10mなら羽尺、3m以上あればリメイク素材として評価されやすい
- 正絹・産地物・証紙付き・未使用・時代性のある色柄は売れやすい
- 化繊の少量・カビ・強い臭い・広範囲の虫食いは売れにくいが、まとめて出すと評価されることもある
- 明治〜昭和初期の藍染・絣・縮緬・銘仙などは、古布として別の評価軸で見られる
- 洗わない・切らない・証紙を剥がさない。長さを測って写真を撮っておく
迷ったときの最善手は、捨てる前に一度見てもらうことです。無理に仕分けしなくても、写真1枚から相談できます。
反物の端・ハギレ・古布の買取に関するよくある質問
Q1. 仕立てたあとに残った数十cmの共布だけでも売れますか?
A. 共布だけを単品で売るのは難しいケースが多いですが、価値がないわけではありません。
(1)同じ着物とセットで出せば「補修用の共布がある」としてプラスに働くことがあります。(2)正絹や産地物で端書きが残っていれば、ほかのハギレとまとめて評価される可能性があります。(3)化繊で小さな1枚だけの場合は、値段がつかないこともあります。
捨てる前に、着物本体や他の布と一緒に見てもらうのがおすすめです。
Q2. 反物が何mあるか分かりません。巻きを広げて測るべきですか?
A. 無理に広げる必要はありません。巻いたままの反物を広げてから巻き直すと、シワや折れ、ヨレの原因になります。
巻きの外周と厚みから「おおよそ○m前後」と伝えるか、分からなければ「未計測」で構いません。査定時にスタッフが確認します。
もし既に広げてある布や解き地なら、メジャーで長さと幅を測ってメモしておくと、事前査定の精度が上がります。
Q3. 証紙は着物に付けてしまい、反物の端には何も残っていません。それでも大丈夫ですか?
A. 証紙がなくても査定は可能です。証紙は価値を証明する手がかりのひとつですが、唯一の判断材料ではありません。
(1)生地の端(耳)に織り込まれた文字や模様、(2)織りや染めの特徴、(3)たとう紙や包み紙の記載なども、産地や品質を推定する材料になります。
証紙がないと評価が慎重になる傾向はありますが、「証紙がない=買取不可」ではないので、そのまま相談してください。
Q4. 着物を解いてハギレにしてしまいました。解く前より価値は下がりますか?
A. 着物として着られる状態だった場合と比べると、評価の枠が「着物」から「リメイク素材」に変わるため、下がることはあります。
ただし、解き地であること自体が大きなマイナスになるわけではなく、素材が正絹で色柄が良ければ十分に需要があります。
解いた布は、同じ着物の分をまとめて、端縫いしてあればその状態のまま出してください。これ以上細かく切り分けないことが大切です。
Q5. 素材が正絹か化繊か分かりません。見分け方はありますか?
A. 目安として、正絹はしなやかで上品な光沢があり、手に吸い付くような感触があります。ポリエステルは均一で硬めの光沢で、静電気が起きやすい傾向です。
ただし、見分けは慣れていないと難しく、糸を燃やして判別する方法は布を傷めるため避けてください。
端書きや証紙に「絹100%」「正絹」などの表記がないかを先に確認し、分からなければ「不明」のままで大丈夫です。査定では素材も含めて確認してもらえます。
Q6. 防虫剤の臭いが強いハギレでも売れますか?
A. 臭いの程度によります。軽い防虫剤臭であれば、数時間の陰干しで和らぐことが多く、査定への影響も限定的です。
一方で、カビ臭や強く染みついた臭いは、ほかの布に移るため敬遠されやすく、買取が難しい場合があります。
対策として、(1)風通しの良い日陰で数時間干す、(2)それ以上の消臭処理(洗濯・スプレー)は行わない、(3)臭いがある旨を事前に伝える、の3点を守ってください。無理に広げたり日に当てたりすると、かえって布を傷めます。
Q7. 祖母の家にあった藍染の木綿布(布団皮)は価値がありますか?
A. 藍染の木綿、特に筒描(手描きの文様)や絣、刺し子が入ったものは、古布として評価される可能性があります。布団皮としての用途はなくても、染織技法や年代、色合いそのものが評価の対象です。
(1)手織り・手染めか、(2)文様や家紋が入っているか、(3)継ぎ当てや色落ちの風合い、などが見られます。カビや強い臭いがなければ、汚れや使用感があっても一度見てもらう価値はあります。
Q8. ハギレは何枚くらいまとめれば査定してもらえますか?
A. 明確な枚数の決まりはありませんが、一般的に1〜2枚の小さなハギレ単品より、同素材で数十枚以上まとまっているほうが評価されやすい傾向があります。
大島紬など産地物の正絹や、希少な古布であれば1枚でも対象になることがあります。
小さな布は「正絹」「木綿」「不明」程度に袋分けし、着物や帯と一緒に出すと、全体として評価してもらいやすくなります。まずは枚数を気にせず、写真で相談してみてください。
Q9. 帯の反物(帯地)や白生地、八掛・胴裏も対象になりますか?
A. トレジャーマーケットでは、着尺反物のほか、帯反物(西陣織・博多織など)、白生地、友禅染め反物、夏物反物も買取ジャンルとして挙げられています。
八掛(はっかけ)や胴裏などの裏地用生地は、表地に比べると需要は低いものの、鮮やかな色の八掛は小物作りの素材として使われることがあり、ほかの布とまとめて評価される場合があります。対象品目の詳細は着物買取の対象ジャンル一覧で確認できます。
Q10. 宅配買取で送ったものが買取不可だった場合、どうなりますか?
A. トレジャーマーケットの着物買取では、修復不可能な損傷やカビ、除去できない臭いなどがあるものは買取できない場合があり、買取対象外のものは返送となることがあります。
また、化繊や状態が非常に悪いものは処分費用の相談になることもありますが、その場合は査定時に必ず説明があります。
こうした行き違いを避けるために、宅配で送る前に写真で事前相談しておくのが確実です。心配な点は、申し込み時に遠慮なく伝えてください。
反物の端や残り布、解いた布、古い木綿は、着物のように「1枚でいくら」と分かりやすいものではないため、手放すか迷ったまま時間だけが過ぎがちです。
しかし、カビや臭いが進めば価値は下がり、何より捨ててしまえば戻りません。長さを測る、写真を撮る。それだけで相談は始められます。
段ボールに詰めて送るだけで全国から査定でき、費用もキャンセル料もかかりません。まずは「売れるかどうか」を知るところから始めてみてください。
段ボールに詰めて送るだけ!
全国どこからでも高価買取します
家にある箱に詰めて、着払いで送るだけ。箱の数も大きさも制限なし。

- 全部ゼロ円リスクなしで試せる
- 届いたら詰めてあとは待つだけ
- 誰にも知られず最短即日入金
まずはお気軽にご相談ください
最近のコラム
- 冷蔵庫の棚板が割れていても売れる?庫内部品欠品の買取査定ポイント
- 故人が改造した機械や模型は売れる?遺品の改造品・詳細不明品を査定に出すコツ
- 遺品のコレクションに値札や購入記録が残っている場合は査定に役立つ?
- ロッドの穂先を詰めた釣竿は売れる?修理・改造歴がある竿の査定ポイント
- 画廊シールが残った絵画は買取査定に有利?来歴資料として見られる情報
- シートだけの版画は売れる?額装なし・丸め保管作品の査定ポイントと注意点
- 版画のエディション番号がない場合は売れる?AP・EA表記の査定
- 反物の端だけ残っていても売れる?着尺・ハギレ・古布の査定ポイント
- 仕立て直した着物は売れる?寸法変更・胴裏交換済みの査定ポイントと注意点
- 勲章・記章・徽章は売れる?箱・証書なしのコレクション買取査定ポイント
買取商品一覧
-
家電 -
時計 -
ブランド -
カメラ -
電動工具 -
厨房機器 -
骨董 -
絵画 -
貴金属 -
宝石 -
イミテーション -
ブランド家具 -
車
-
玩具 -
楽器 -
洋服 -
ピアノ -
無線機 -
着物 -
釣具 -
お酒 -
オーディオ -
アクセサリー -
自転車 -
パチンコ・スロット

トレジャーマーケットへ
ぜひご来店ください
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日・火曜日
出張買取:8:00~21:00 年中無休
※出張買取対応エリアは広島全域となります

メールで査定
LINEで査定





