200Vの厨房機器は売れる?三相・単相で変わる買取査定と動作確認
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閉店や設備の入れ替えで、業務用の食器洗浄機やスチームコンベクションオーブン、ミキサーなどを手放そうとしたとき、「200Vの機器は買い手が限られて売れないのでは」「三相と単相の違いがよく分からない」「取り外した後なので動作確認ができない」と迷ってしまう方は少なくありません。
結論からお伝えすると、200Vの厨房機器でも売れる可能性は十分にあります。トレジャーマーケットでも、三相200Vのスチームコンベクションオーブンや食器洗浄機、ミキサーなどを10万円を超える金額で買取した事例があります。
ただし、三相か単相かによって導入できる店舗が変わるため、電源の仕様と動作確認の状況が査定を左右しやすいのも事実です。
この記事では、三相・単相の見分け方から、200V電源がないときの動作確認の考え方までを順に解説します。
この記事を読んでわかること
- 200Vの厨房機器が売れるケースと、査定で差がつきやすいポイント
- 三相200Vと単相200Vの違いと、銘板・プラグ・分電盤からの見分け方
- 「動作確認済み」「通電確認のみ」「未確認」で査定がどう変わるか
- 200V電源がない・取り外し済みの場合に、売却前にやるべきこととやってはいけないこと
結論:200Vの厨房機器は売れる。差がつくのは「電源仕様」と「動作確認」
200Vという電源の仕様だけで、厨房機器が売れなくなることは基本的にありません。業務用の加熱機器やモーターを使う機器には200V仕様のものが多く、中古市場でも日常的に取引されています。
トレジャーマーケットの200V厨房機器の買取事例
トレジャーマーケットで買取した200V厨房機器の一部です(電源と状態は各買取事例ページの記載による)。
| 機器 | 電源 | 年式 | 状態 | 買取金額 |
|---|---|---|---|---|
| ウノックス スチームコンベクションオーブン XJBC-10EU-EPRM | 三相200V | 2021年 | B(動作確認済み) | 397,386円 |
| BONGARD スパイラルミキサー SPIRAL EVO 80 | 三相200V(50Hz専用) | 2020年 | B(動作確認済み) | 240,000円 |
| ホシザキ 食器洗浄機 JWE-400TUB3 | 三相200V | 2015年 | B | 162,360円 |
| 愛工舎 ミキサー MT-20H | 三相200V(60Hz専用) | 2011年 | B | 118,800円 |
| CFM スパイラルミキサー DM-25SYT | 200V | 記載なし | C(通電確認済み・現状渡し) | 89,100円 |
| パナソニック 業務用IHジャー炊飯器 SR-PGC54 | 単相200V | 2023年 | A(専用炊飯カート付き) | 54,120円 |
| マルゼン 電気グリドル MEG-066 | 三相200V | 2012年 | C | 9,900円 |
三相・単相のどちらも買取の対象で、10年以上前の機器でも10万円以上の金額がついています。
一方で、同じ200V機器でも数千円台から数十万円台まで幅があり、電源の種類よりも、機種の需要・年式・状態・動作確認の有無が金額を大きく左右していることが分かります。
200Vは「プラス評価」にも「導入のハードル」にもなる
トレジャーマーケットの事例を見ると、電源の仕様は査定でプラスにもマイナスにも働くことが分かります。
たとえば三相200Vの電気グリドルの事例では、三相200V仕様で高出力の調理ができる点をプラス査定としています。
反対に、100Vの製麺機(大和製作所「真打」、704,000円)の事例では、100V対応で導入しやすく、小規模店舗でも使える点をプラス査定としています。
つまり200V機器は、パワーを求める店舗には魅力的な一方、200V電源のない店舗では使えません。
特に三相200Vは使える場所が限られるため、電源の仕様を正確に伝えることが大切です。どのような厨房機器を買取しているかは、厨房機器の買取ページで買取事例とあわせて確認できます。
三相200Vと単相200Vの違い:導入できる店舗が変わるから査定も変わる

同じ「200V」でも、三相と単相では電気の送り方も、必要な電気の契約も異なります。この違いが、中古の機器を導入できる店舗の範囲、つまり買い手の広さにつながります。
単相200V:一般的な店舗でも導入しやすい
単相200Vは、家庭や小規模な店舗にも広く普及している電気です。現在の多くの建物は「単相3線式」と呼ばれる方式で電気を引き込んでおり、同じ契約のまま100Vと200Vの両方を使えます。
厨房機器では、業務用のIH炊飯器やIHコンロなどに単相200V仕様のものがあります。配線工事が必要な場合はあるものの、電気の契約を変えずに導入できることが多く、比較的買い手を見つけやすい電源といえます。
三相200V(動力):高出力だが、使える場所が限られる
三相200Vは、3本の電線で電気を送る方式で、一般に「動力」と呼ばれます。大きなモーターやヒーターを効率よく動かせるため、食器洗浄機やスチームコンベクションオーブン、大型ミキサーなどで多く使われています。
三相200Vを使うには、通常の電灯契約とは別に「低圧電力」(動力プラン)と呼ばれる電気の契約と、対応した設備が必要です。
飲食店向けのテナントには動力が引き込まれていることが多い一方、小規模な物件ではないこともあるため、三相200Vの機器は導入できる店舗が限られやすくなります。
単相100V・単相200V・三相200Vの比較
| 項目 | 単相100V | 単相200V | 三相200V(動力) |
|---|---|---|---|
| 主な電気の契約 | 電灯契約(従量電灯など) | 電灯契約(従量電灯など) | 低圧電力(動力プラン) |
| 厨房機器の例 | 業務用冷蔵庫や製氷機の一部、卓上機器など | 業務用IH炊飯器、IHコンロ、一部の電気フライヤーなど | 食器洗浄機、スチコン、大型ミキサー、電気グリドルなど |
| 導入できる店舗の広さ | ほぼどこでも使える | 比較的広い(配線工事が必要な場合あり) | 動力の設備がある店舗に限られやすい |
※同じ種類の機器でも、機種によって電源の仕様は異なります。表はあくまで一般的な傾向です。
三相200Vの機器は、原則として単相の電源ではそのまま動かせません。「200Vだから同じ」と考えず、機器側の表示で三相か単相かを確認することが、査定でも次の使い手にとっても重要です。
自分の厨房機器が三相か単相かを見分ける方法

三相か単相かは、次の順番で確認すると判断しやすくなります。
(1)銘板・定格ラベルの表記を確認する
最も確実なのは、機器本体に付いている銘板(めいばん)や定格ラベルの確認です。銘板とは、メーカー名・型式・製造年・電源などが記載された金属板やシールのことで、本体の側面や背面、扉の内側などに付いています。
電源の欄には、次のような表記があります。
- 三相の例:「三相200V」「3φ200V」「3相 AC200V」
- 単相の例:「単相200V」「1φ200V」
「φ(ファイ)」は相の数を表す記号で、3φなら三相、1φなら単相です。「AC200V」とだけ書かれている場合は、型番などとあわせて確認してください。
消費電力(kW)や電流(A)も控えておくと安心です。油汚れで読みにくい場合も強くこすらず、そのまま写真に撮っておけば十分です。
(2)電源コード・プラグ・配線のつなぎ方を見る
一般的に、単相200Vの機器は電線2本(アースを含めて3本)、三相200Vの機器は電線3本(アースを含めて4本)で接続されるため、プラグの刃の数が目安になることがあります。
ただし、業務用の大型機器はプラグを使わず分電盤やスイッチに直結(じかづけ)されていることも多く、プラグの形もさまざまです。
プラグの見た目だけで断定せず、銘板の表示と組み合わせて判断するのが安全です。直結された機器のカバーを自分で開けるのは避けてください。
(3)分電盤・ブレーカー・電気の契約を確認する
機器が設置されていた店舗の設備からも推測できます。
- 分電盤に「動力」と書かれたブレーカーや、電灯用とは別の盤がある
- 電気料金の請求書や検針票に「低圧電力」「動力」の契約がある
機器が動力用の回路につながっていた場合は、三相200Vの可能性が高いといえます。ただし、動力のある店舗でも単相200Vや100Vの機器は使われているため、補助的な情報として扱いましょう。
(4)型番・取扱説明書・購入時の書類で調べる
メーカー名と型番が分かれば、取扱説明書やカタログから電源を確認できることがあります。同じシリーズに単相と三相の両方のモデルがあり、型番の一部で区別されていることもあるため、型番は省略せず正確に控えることが大切です。
周波数(50Hz・60Hz)もあわせて確認する
日本では、おおむね東日本が50Hz、西日本が60Hzの地域に分かれています。両方に対応した機器も多い一方、モーターや冷却装置を使う機器には、どちらか一方の周波数専用の機種や、部品の交換・調整が必要な機種があります。
トレジャーマーケットの事例でも、「50Hz 東日本専用」と表記された三相200Vのスパイラルミキサーを240,000円、「60Hz専用」と表記された三相200Vのミキサーを118,800円で買取しています。
周波数が限定されていても買取の対象にはなりますが、どの地域で使えるかに関わる情報のため、銘板の周波数表記もあわせて伝えると査定がスムーズです。
200V厨房機器の動作確認:どこまでやればいい?

200Vのコンセントや三相の電源がない、すでに取り外してしまったなどの理由で、動くかどうかを確かめられないケースは珍しくありません。
「動作確認済み」「通電確認のみ」「未確認」で評価はどう変わる?
動作確認の状況は、おおむね次の3段階に分けて考えられます。
| 状況 | 内容 | 査定への影響の傾向 |
|---|---|---|
| 動作確認済み | 加熱・冷却・洗浄・回転など、本来の機能が働くことを確認している | 最も評価されやすい。年式が古くても実用性が評価されることがある |
| 通電確認のみ | 電源が入り、表示や操作パネルが反応することまで確認している | 動作確認済みより評価は下がりやすいが、買取の対象にはなる |
| 未確認 | 電源がない・取り外し済みなどで確認できていない | 故障の可能性を考慮した評価になりやすい。最後に使った時期などが判断材料になる |
トレジャーマーケットの事例では、2011年製の三相200Vミキサーが「動作確認済みで実用可能」な点を評価されて118,800円、通電確認までで現状渡しとなった200Vのスパイラルミキサーも89,100円で買取しています。
動作確認の状況は査定額に影響しますが、確認できないからといって売れなくなるわけではありません。
一番よいのは「設置されているうちに」確認・記録すること

これから閉店や入れ替えを控えている場合は、機器を取り外す前に動作を確認し、その様子を記録しておくのが最も確実です。設置されている状態なら、正しい電源で、普段どおりに動かせるからです。
スマートフォンで動画や写真を残す際は、次の点が分かるように撮影しておきましょう。
- 電源を入れたときの操作パネルや表示ランプ
- 加熱機器は温度表示が上がる様子、冷蔵・冷凍機器は庫内温度
- 食器洗浄機は洗浄からすすぎまでの動き
- ミキサーなどはモーターの回転と異音の有無
- エラー表示が出る場合は、その表示内容
日付が分かる形で残しておけば、取り外した後でも「この時点では正常に動いていた」と伝えられます。出張買取を利用する場合は、機器が設置されたままの状態で査定を受けるのも1つの方法です。
トレジャーマーケットのお客様の声でも、レストランの閉店時に、出張査定で厨房機器を1台ずつ動作確認しながら査定を受けた例が紹介されています。
出張買取の流れや対応している機器は、厨房機器の出張買取についてのページで確認できます。
すでに取り外していて、200V電源がない場合
すでに取り外して倉庫や自宅に保管している場合は、無理に動作確認をしようとせず、次の情報を整理して相談するのが現実的です。
- 最後に使用した時期と、その時点で正常に使えていたか
- 取り外した理由(閉店・入れ替え・故障など)
- 使用中に気になっていた不具合やエラー表示
- 保管場所の環境(屋内か屋外か、湿気の多い場所か)
「閉店まで毎日使っていた」「入れ替えで外しただけで不具合はなかった」といった情報は、大切な判断材料になります。分からないことは、正直に「不明」と伝えれば問題ありません。
動作確認のためにやってはいけないこと
- 自分で配線をつないで通電する:電気工事士の資格が必要な作業にあたる場合があり、感電や火災のおそれがあります
- 変換アダプターや小型の昇圧器で動かす:業務用の200V機器は消費電力が大きく、正しく動かせません
- 三相機器を適当な順番で配線する:三相のモーターは配線の順番で逆回転することがあり、機器を傷めるおそれがあります
- 給排水が必要な機器を、水をつながずに運転する:ヒーターやポンプを傷めることがあります
無理な動作確認で故障させてしまえば、かえって価値を下げることになります。
200V厨房機器の査定で見られるポイント
実際の査定では、電源の仕様は判断材料の1つにすぎず、ほかの要素とあわせて総合的に評価されます。
メーカー・型番・年式
メーカー・型番・年式は査定の基本情報で、年数が浅いほど評価は高くなる傾向があります。
トレジャーマーケットのよくある質問でも、業務用冷蔵庫については7年以内なら買取しやすく、15年以上前のものは難しくなるものの、有名メーカー品なら相談できると案内しています。
一方で、先ほどの事例のように、2011年製や2015年製の200V機器でも、人気機種で動作に問題がなければ10万円を超える評価になることもあります。
電源仕様・消費電力・周波数
三相か単相か、周波数は何Hzか、消費電力はどのくらいかは、買い手が導入できるかどうかに直結する情報です。
たとえばトレジャーマーケットで買取した三相200Vのスチームコンベクションオーブンには、消費電力16.1kW・電流49Aの機種があり、導入する店舗には十分な電気容量が必要になります。
こうした情報が正確に分かっているほど、査定する側も再販先を想定しやすくなります。
機器の種類ごとに確認されやすい箇所
200V機器の中でも、種類によって査定で見られやすい箇所は異なります。
- 食器洗浄機:洗浄・すすぎの動作、ヒーターの温度、ラックや排水ホース
- スチームコンベクションオーブン:加熱とスチームの動作、操作パネル、扉のパッキン
- ミキサー・製パン機器:モーターの回転と異音、ボウルやビーターなどのアタッチメント
- IH炊飯器・IHコンロ:加熱の動作、トッププレートの割れ、内釜や専用カート
トレジャーマーケットの事例でも、専用の炊飯カートが付いていた業務用IH炊飯器は、付属品がそろっている点も評価につながっています。
付属品・書類・外観
アタッチメントや専用ラック、取扱説明書、設置時の書類などがそろっていると、次の使い手が導入しやすくなります。外して保管している部品があれば、一緒に用意しておきましょう。
外観については、トレジャーマーケットでも油汚れは無理に掃除せず、そのままの状態で査定に出してよいと案内しています。ただし、清掃しても取れない強い臭いやカビがある場合は、買取が難しくなることがあります。
査定で確認される内容や買取対象の機器については、業務用厨房機器の査定について確認するページでも紹介しています。
ここまで読んで、「銘板に三相200Vと書いてあったが、いくらになるのか知りたい」「取り外してしまったが、動作確認なしでも査定してもらえるか確かめたい」と感じた方もいるのではないでしょうか。
電源の仕様や動作確認の状況がはっきりしない段階でも、機器全体と銘板の写真があれば、おおよその判断ができることがあります。無理に通電を試す前に、まずは今の価値を確かめてみてください。
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取り外し・搬出の前に確認しておきたいこと

200Vの厨房機器は、100Vの機器のようにコンセントを抜けば終わり、とはいかないことがあります。売却の段取りを考える際は、次の点を事前に確認しておきましょう。
直結配線の機器は電気工事士に取り外しを依頼する
分電盤やスイッチに直結されている200V機器の配線を外す作業は電気工事にあたるため、電気工事士の資格を持つ業者に依頼するのが原則です。
自己判断で電線を切ったり外したりすると、感電や漏電の危険があります。テナント物件の場合は、原状回復の範囲とあわせて、管理会社や貸主にも確認しておくと安心です。
給排水やガスとつながっている機器
食器洗浄機やスチームコンベクションオーブンなどは、給水・排水の配管にも接続されており、ガスを併用する機器もあります。
内部に水が残ったまま運ぶと水漏れや故障の原因になるため、取り外しの時点で水抜きまで済ませられるか、設備業者に確認しておきましょう。
重量・設置階・搬出経路
200Vの業務用機器には重量のあるものが多く、トレジャーマーケットで買取したスチームコンベクションオーブンには重量148kgの機種もありました。
トレジャーマーケットの出張買取では、専門の作業員が搬出を行い、1階からの搬出は無料、2階以上はエレベーターがない場合に追加料金がかかると案内しています。
設置階やエレベーターの有無、搬出経路の幅、機器の台数を事前に伝えておくと、当日の作業がスムーズです。
閉店や移転で複数の機器をまとめて手放す場合は、閉店・移転時の厨房機器買取についても確認してみてください。
査定を依頼するときに伝えたい情報
査定の依頼時には、銘板の写真(メーカー名・型番・製造年・電源)、動作確認の状況と最後に使った時期、取り外しが済んでいるかどうか、付属品と不具合の有無を伝えるとスムーズです。電源の仕様が分からない場合は「不明」と伝えて問題ありません。
トレジャーマーケットでは、LINEで写真を送るだけで事前査定ができ、メーカー名や型番が分からない場合も、写真から機器の特定を試みたうえでおおよその査定額を伝えています。
まとめ
200Vの厨房機器でも、売れる可能性は十分にあります。トレジャーマーケットでも、三相200V・単相200Vの業務用機器を、年式や状態に応じてさまざまな金額で買取しています。
- 200Vであること自体は売れない理由にならず、差がつくのは機種の需要・年式・状態・動作確認の有無
- 三相200V(動力)は導入できる店舗が限られやすく、単相200Vは比較的導入しやすい
- 銘板の「三相/3φ」「単相/1φ」の表記で確認し、周波数もあわせて控える
- 動作確認は、取り外す前に正しい電源で行い、動画や写真で記録しておくのが最も確実
- 取り外し済みで確認できない場合は、無理に通電せず、最後に使った時期や状態を伝えて相談する
電源の仕様や動作確認の状況を正確に伝えることが、適正な査定への近道です。分からない点が残っていても、写真と分かる範囲の情報をそろえて相談すれば、買取店側で確認できることもあります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 三相200Vの厨房機器は、単相の機器より売れにくいですか?
A. 三相200Vの機器は動力の設備がある店舗でしか使えないため、買い手の範囲は単相機器より限られやすい傾向があります。
ただし、食器洗浄機やスチームコンベクションオーブン、大型ミキサーなどは三相200V仕様の機種が多く、需要もあります。
トレジャーマーケットでも三相200Vの機器を10万円を超える金額で買取した事例があり、電源の種類よりも機種の人気や年式、状態のほうが査定額に大きく影響します。
Q2. 銘板に「3φ」と書いてあるのは三相という意味ですか?
A. はい。「φ(ファイ)」は相の数を表す記号で、「3φ200V」は三相200V、「1φ200V」は単相200Vを意味します。
なお、「3P」という表記はプラグやブレーカーの極数(ポール数)を表すことがあり、三相を指すとは限らないため注意が必要です。判断に迷う場合は、銘板全体の写真を撮って査定時に相談するのが確実です。
Q3. 200Vのコンセントがなく動作確認ができません。それでも買取してもらえますか?
A. 動作確認ができない状態でも、査定を受けられることは多いです。無理に通電を試さず、確認できないことをそのまま伝えてください。
その際、(1)最後に使用した時期、(2)その時点で正常に使えていたか、(3)取り外した理由、(4)気になっていた不具合を伝えると判断材料になります。
トレジャーマーケットでは、完全な動作確認ができないものを「ジャンク」として区分し、状態に応じて判断しています。
Q4. 100Vのコンセントで200Vの機器を動かして確認してもいいですか?
A. おすすめできません。業務用の200V機器は消費電力が大きく、100Vのコンセントでは必要な電圧も容量も得られません。
変換アダプターでは電圧は変わらず、市販の小型昇圧器も業務用機器の大きな消費電力には対応できないことがほとんどで、故障の原因にもなります。
動作確認は設置場所の正しい電源で行うか、確認できないまま査定に出すほうが安全です。
Q5. 三相の機器を単相の電源につないでも動きますか?
A. 原則として動きません。三相200Vの機器は3本の電線から電気を受け取る設計のため、単相の電源では本来の性能を発揮できず、無理に接続するとモーターなどの故障につながるおそれがあります。
単相から三相に変換する装置もありますが、容量の選定や設置に専門知識が必要です。売却前の動作確認のために用意する必要はなく、電源の仕様を正確に伝えて査定を受けるのが合理的です。
Q6. 50Hz専用の機器は、60Hzの地域でも売れますか?
A. 買取の対象になる可能性はあります。トレジャーマーケットでも、「50Hz 東日本専用」と表記された三相200Vのスパイラルミキサーを240,000円で買取した事例があります。
ただし、周波数が合わない地域では本来の性能を発揮できない機種や、部品の交換・調整が必要な機種もあるため、再販先が限られることがあります。銘板の周波数表記を確認し、査定時に正確に伝えておきましょう。
Q7. 動作確認の動画は、どのように撮ればよいですか?
A. 電源を入れるところから、本来の機能が働いていることが分かるまでを続けて撮影するのが理想です。加熱機器なら温度表示が上がっていく様子、食器洗浄機なら洗浄とすすぎの動き、ミキサーならモーターの回転と音が分かるようにしましょう。
銘板と機器の全体も同じ日に撮影しておくと、どの機器の動画かが分かりやすくなります。エラー表示が出る場合も、隠さずにその画面を残しておくと査定がスムーズです。
Q8. 直結されている200V機器は、自分で取り外してもいいですか?
A. 自分で取り外すのは避けてください。分電盤やスイッチに直結された200V機器の配線を外す作業は電気工事にあたり、電気工事士の資格を持つ業者に依頼するのが原則です。
感電や漏電の危険があるほか、配線の処理が不十分だと原状回復でトラブルになることもあります。
出張買取を利用する場合は、取り外しが済んでいるかどうかを事前に伝え、搬出の段取りもあわせて相談しておくと安心です。
Q9. 業務用IH炊飯器のような単相200Vの機器も買取の対象ですか?
A. はい、単相200Vの機器も買取の対象です。トレジャーマーケットでは、パナソニックの業務用IHジャー炊飯器(SR-PGC54・単相200V)を、2023年製・専用炊飯カート付きの状態で54,120円、2025年製の未使用品を46,200円で買取した事例があります。
年式が新しく状態のよい機器は評価されやすい傾向があります。ほかの買取事例は厨房機器の買取について詳しく見るからご確認ください。
Q10. 出張買取の対応エリアや、2階にある店舗からの搬出は可能ですか?
A. トレジャーマーケットの出張買取は広島全域に対応しており、対応時間は8:00〜21:00(年中無休)です。
重量のある厨房機器は専門の作業員が搬出し、1階からの搬出は無料、2階以上はエレベーターがない場合に追加料金がかかります。
エレベーターがあれば追加料金はかかりません。設置階や搬出経路、機器の台数を事前に伝えていただくと、当日の作業がスムーズです。
電源の仕様が分からない、取り外し済みで動作確認ができないといった状態でも、銘板の写真と最後に使っていたときの様子が分かれば、査定を進められることがあります。
200Vの業務用機器は重量があり、廃棄するにも費用や手間がかかりがちです。処分の手配を進める前に、手元の厨房機器にどのくらいの価値があるのかを一度確かめておくと、閉店や入れ替えの計画も立てやすくなります。
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