金かメッキか分からない時の見分け方|査定現場の判別手順
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引き出しから出てきたジュエリー箱に、「K18」と読めるものと「18KGP」と書かれたものが並んでいた——。この時点で見分けがつかなくて当然です。この2つは刻印1文字の差で、中身がまったく違う素材だからです。
実家の片付けや遺品整理では、切れたネックレス、片方だけのイヤリング、刻印が擦れて読めない指輪、そもそも何も刻印がない品が、20点近くまとめて出てくることがあります。1点ずつ調べていたら、それだけで何日もかかってしまいます。
この記事では、「あなたが見分ける方法」ではなく、買取店が実際にどの順番で素材を判別しているかを公開します。
工程が分かれば、自分の手元にある品がどの段階で判定できるものなのか、事前に見当がつきます。そのうえで、メッキだと分かった品がどう扱われるのか、相談前に何を準備すればよいのかまで、査定現場の視点で整理します。
この記事でわかること
金かメッキか分からないままでも、査定は受けられます
結論からお伝えします。金かメッキか分からない状態のままで、査定を受けることができます。素材が何かを判別する作業そのものが、査定業務に含まれているからです。
金の品とメッキの品が混ざったまま、箱ごとお出しいただいても構いません。仕分けを含めて確認するのが査定です。「本物だけ選んでから来てください」という前提はありません。
「分からないまま相談」が普通である理由
そもそも、表面の見た目だけで金かメッキかを判定するのは、専門の道具を使わない限り困難です。次のようなケースがあるためです。
- メッキ品でも、状態が良ければ金と同じような光沢に見える
- 刻印が「K18」なのに、実際には表面だけ金という品も流通している
- 金でも、長年しまい込まれていれば表面がくすんで見えることがある
- チェーンは金、留め具は別素材、というように部品ごとに違う品がある
つまり、「見た目で分からない」のは知識不足ではなく、見た目では分からない構造になっているからです。
ただし、相談前にやらない方がよいことが3つあります
判別しようとして品物に手を加えると、査定額が下がることがあります。相談前の段階では、次の3つは避けてください。
- 削る:表面を削ると、傷として評価に影響することがあります
- 酸をかける:金属が変色したり、石や接着部分を傷めたりする場合があります
- 研磨剤で磨く:刻印が薄くなる、アンティークとしての風合いが失われるなどの影響が出ることがあります
詳しくは後半の「自宅でできる確認と、やってはいけない確認」で説明します。まずは、そのままの状態で置いておいてください。
まず見るのは刻印。ただし「1文字違い」に要注意

査定でも、最初に確認するのは刻印です。ただし、刻印の一覧をすべて覚える必要はありません。実際に間違えやすいのは、数字が同じで、後ろのアルファベットだけが違うペアにほぼ集中しています。
K18・750・585・375が示すもの
数字だけ、または「K+数字」の刻印は、金の含有率を示しています。24分率と千分率の2通りの表記があり、意味は同じです。
| 刻印例 | 千分率表記 | 金の含有率 | 一般的な呼び方 |
|---|---|---|---|
| K24 | 999 | 約99.9% | 純金 |
| K22 | 916 / 917 | 約91.6% | 22金 |
| K18 | 750 | 75% | 18金 |
| K14 | 585 | 58.5% | 14金 |
| K10 | 417 | 41.7% | 10金 |
| K9 | 375 | 37.5% | 9金 |
「K18WG」「K10PG」のように末尾に色を示すアルファベットが付く場合もあります。WGはホワイトゴールド、PGはピンクゴールド、YGはイエローゴールドを指し、いずれも金の含有率は数字の通りです。
K18GP・GF・RGP・HGE——数字が同じでも中身が違う刻印
ここが最も間違えやすい部分です。数字は「K18」と同じでも、後ろのアルファベットが付くと、素材そのものが別物になります。
| 刻印 | 正式名称 | 意味 | 金の使われ方 |
|---|---|---|---|
| K18 / 750 | 18金 | 全体の75%が金の合金 | 品物全体 |
| K18GP | Gold Plated | 18金のメッキ | ごく薄い表面のみ |
| GF | Gold Filled | 金張り。金の層を熱と圧力で貼り合わせたもの | 表面の層(メッキより厚い) |
| RGP | Rolled Gold Plate | 金張りだが、GFより金の層が薄いもの | 表面の層 |
| HGE | Heavy Gold Electroplate | 厚めの電気メッキ | 表面の層 |
古いアクセサリーでよく見かける「1/20 12K GF」という刻印は、製品全体の重量の20分の1にあたる部分が12金の金張りである、という意味です。分数が付いていたら金張りの表記だと考えて差し支えありません。
なお、GPやGFだからといって、その品が一律に価値ゼロという意味ではありません。
素材としての評価とは別に、ブランド、デザイン、石が付いている場合の石の評価など、別の観点で査定対象になる場合があります。この点は後半で詳しく説明します。
プラチナ(Pt900・Pt950)と銀(SV925)の刻印
まとめて出てくる箱の中には、金以外も混ざっていることがよくあります。
| 刻印 | 素材 | 含有率 |
|---|---|---|
| Pt1000 / Pt999 | プラチナ | 約99.9% |
| Pt950 | プラチナ | 95% |
| Pt900 | プラチナ | 90% |
| Pt850 | プラチナ | 85% |
| SV925 / STERLING | 銀 | 92.5% |
| SV1000 | 銀 | 約99.9% |
プラチナも金と同様に、「PT」の後ろに別のアルファベットが続く表記がある場合は、メッキや被膜の可能性を確認します。
銀については、シルバーの上に金色の被膜をかけた品(金張り銀、いわゆるシルバー製の金色アクセサリー)もあり、この場合は銀としての評価になることがあります。
海外製・古い品で見かける刻印
中国製の金製品では「足金」「千足金」といった表記を見かけることがあります。これは金の純度を示す中国での表記で、足金は99%以上、千足金は99.9%以上を指してきたものです。
ただし現在は表記ルールが変更され、「足金999」のような数値併記に移行しています。古い品に旧表記が残っているケースがあります。
また、ひし形の中に日の丸が入ったマークと数字が並んだ刻印は、造幣局の品位証明(ホールマーク)です。
日本では貴金属製品の品位証明は任意の制度で、証明を受けていない金製品も多数あります。ホールマークがないこと自体は、偽物であることを意味しません。
刻印が読めない・そもそも無い場合はどうなるのか
ここが、実際にご相談で最も多い状況です。刻印は、あって当たり前のものではありません。
刻印が擦り切れているケース
指輪の内側やネックレスの留め具付近は、長年身に着けていると摩耗します。サイズ直しやリフォームを行った際に、刻印部分が削られて残っていないこともあります。
この場合、素材そのものは金であっても、刻印だけが読めない状態になります。
最初から刻印がないケース
手作りの品、戦前・戦後まもない時期に作られた品、海外の土産物、工業製品から転用された部品などは、刻印がないことがあります。日本の品位証明が任意である以上、刻印のない金製品は普通に存在します。
刻印はあるが、部品ごとに素材が違うケース
ネックレスのチェーン部分に「K18」の刻印があっても、留め具や引き輪が別素材ということがあります。
逆に、留め具だけに刻印があり、チェーン本体は別素材という品もあります。ブローチの台座と針の部分、ペンダントトップと石座なども同様です。
つまり、刻印は判断材料の1つであって、それだけで結論を出す前提にはなっていません。だからこそ、次に説明する工程があります。
買取店では、どの順番で素材を判別しているのか

ここからが本題です。買取店では、次の順番で確認を進めます。工程を知っておくと、自分の手元にある品がどの段階で判定できそうかの見当がつきます。
段階1:目視と刻印の確認
刻印の有無と内容、変色や剥がれの状態、留め具や石座の作り、全体の使用感などを見ます。表面の一部だけ色が変わっている、角の部分だけ地の色が出ているといった状態は、この段階で確認します。
この段階で分かるのは「候補を絞ること」までです。刻印があっても、それが実態と一致しているかは、この時点では確定しません。
段階2:磁石での確認は「補助」にすぎない
金・プラチナ・銀は磁石に付きません。そのため磁石は簡易的な確認に使われますが、これだけで判定はできません。理由は2つあります。
1つ目は、メッキの下地に使われる真鍮や銅も磁石に付かないためです。磁石に反応しない=本物、とはなりません。
2つ目は、留め具のバネや芯材に鉄系の素材が使われている場合、本物の金製品でもその部分だけ磁石が反応することがあるためです。「留め具だけ磁石が付いた」という状態は、珍しいことではありません。
段階3:重さと比重の確認
金は比重が高く、同じ大きさなら他の金属より重くなります。重量を量り、体積との関係から素材を推定する方法です。
ただし、この方法にも限界があります。中が空洞になっている品、石や樹脂が入っている品、接着剤やロウ付けが使われている品では、誤差が出ます。ペンダントトップやブレスレットなど、構造が複雑な品ほど推定は難しくなります。
段階4:分析機での測定と、その限界
より精度を上げる場合、蛍光X線分析という測定を行います。品物にX線を当て、返ってくる特性X線から含まれる元素と比率を調べる方法で、品物を削らずに測定できます。
ただし、この測定にも性質があります。蛍光X線分析は表面付近の組成を測る方法なので、メッキの層が厚い品では、表面だけを見て金の反応が出ることがあります。
そのため、測定結果と重量・見た目が合わない場合は、さらに別の確認に進むことがあります。
微細な傷が残る確認方法は、事前に説明してから行います
どうしても表面の測定だけで判断がつかない場合、試金石(黒い石)に品物をこすりつけて筋を取り、試薬で反応を見る方法を使うことがあります。この方法では、品物にごく浅い擦り跡が残る場合があります。
そのため、この確認が必要になった際は、どの部分をどう確認するかを先にご説明し、了承をいただいてから行います。事前の説明なしに品物へ手を加えることはありません。
自宅でできる確認と、やってはいけない確認

ご自宅でできることもあります。ただし、それは「判定するため」ではなく、相談の準備を整えるための作業だと考えてください。
やっていい:刻印を撮る、重さを量る、点数を数える
- 刻印の撮影:明るい場所で、真上から、できるだけ寄って撮影します。スマートフォンのズームより、近づいて撮ってから拡大表示した方が読み取りやすくなります
- 重さの計測:キッチンスケールで構いません。0.1g単位で量れるものがあれば十分です
- 点数を数える:全部で何点あるか、刻印が読めるものが何点あるかをメモしておきます
- 柔らかい布で軽くほこりを取る:研磨剤を使わず、乾いた布で表面のほこりを払う程度なら問題ありません
この4つは、そのまま査定相談で伝える情報になります。判別作業ではなく、準備作業です。
やらない方がいい:削る、酸を使う、研磨剤で磨く、分解する
- 削る:削り跡は元に戻りません。表面だけ金という品かどうかを自分で確かめようとして、傷を付けてしまうと、素材が金だった場合に評価へ影響します
- 酸を使う:市販の試薬や薬品は、金属の変色、石の傷み、接着部分の劣化を招く場合があります。取り扱いにも危険が伴います
- 研磨剤で磨く:刻印が薄くなることがあります。また、古い品の場合、時間の経過による風合いが評価されることがあり、磨くとそれが失われる場合があります
- 分解する:石を外す、留め具を切るなどの作業は、元に戻せなくなることがあります
すでに磨いてしまった場合はどうするか
もう磨いてしまった、市販のクロスでこすってしまった、という場合でも、そこで止めていただければ大丈夫です。表面のほこりを取る程度であれば、素材の評価が変わることはほとんどありません。
気になる場合は、その状態のまま、何をしたかを相談時に伝えてください。「クロスで磨いた」「洗剤で洗った」といった情報が分かっていれば、確認の進め方を調整できます。追加で何かをする必要はありません。
メッキだと分かったら、その品はどう扱われるのか

ここが、相談をためらう理由として一番大きい部分だと思います。正直にお伝えします。
貴金属としては対象外になる場合
GPやHGEのような表面のメッキ品は、金の使用量がごくわずかなため、地金(素材)としての買取対象にならない場合があります。この場合、査定時にその旨をお伝えします。
ただし「0円です」と一言で終えるのではなく、なぜそう判断したのか、どの部分を見てそう判断したのかを含めてご説明します。ご納得いただけない場合は、そのままお持ち帰りいただいて構いません。
メッキでも別の理由で査定対象になる場合
素材として対象外でも、次のような場合は別の観点で確認します。
- ブランド品である:メッキのアクセサリーでも、ブランドやシリーズによっては需要があります
- 宝石が使われている:石の種類・大きさ・品質によっては、石として評価できる場合があります
- 時計である:ケースがメッキでも、機械やブランドで評価される場合があります
- デザイン性・年代性がある:アンティークとして扱える品がまれにあります
そのため、「メッキだから見るまでもない」という判断は、査定の現場では行いません。
一部だけ本物、という混在品の扱い
実際に多いのが、この形です。1つの箱の中に、金の品、メッキの品、銀の品、素材が判別できない品が混ざっている状態です。
この場合は仕分けを行い、どの品がどの評価になったのかを1点ずつご説明します。まとめていくら、という提示だけで終わることはありません。
メッキだった品を持ち込んでも問題ありません
持ち込んだ品がすべてメッキだったとしても、査定を受けたこと自体に問題はありません。素材の判別は査定業務の一部であり、その結果がどうであっても対応は変わりません。
「金以外は見てもらえないのでは」と気になる方は、対応している品目をあらかじめ確認しておくと安心かもしれません。
金・プラチナ・銀それぞれの対応範囲や、査定の進み方については貴金属買取の対応品目と査定の流れにまとめています。切れたネックレス、片方だけのイヤリング、変形した指輪なども対象に含まれます。
査定スタッフのコメント
ご相談の際に「たぶんメッキばかりだと思うのですが」という前置きをいただくことがあります。その場合もお受けしていますので、そのままお申し付けください。
現場では、素材が対象外と判断した品についても、石が付いていないか、ブランドの刻印やロゴがないか、時計であれば機械やケースの状態はどうか、という観点で続けて確認します。
金・銀・メッキが混ざっている箱であれば、まず仕分けをしてから、どれがどの理由でいくらになったかをご説明します。
お問い合わせの時点で、全部で何点あるかと、そのうち刻印が読める品が何点あるかをお伝えいただけると、査定にかかる時間の目安をご案内しやすくなります。点数が分からない場合は「引き出し1つ分」といった伝え方でも構いません。
メッキかどうかの扱いが分かったところで、次に気になるのは自分の箱の中身だと思います。査定額を見てから決められるので、まずはLINEで写真を送るところから確認してみてください。費用はかかりません。
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査定相談の進め方:伝えると話が早い情報と、写真の撮り方

ここからは、実際に相談する場合の進め方です。準備といっても、時間のかかるものではありません。
相談時に伝えるとよい4つの情報
| 伝える情報 | 伝え方の例 | なぜ必要か |
|---|---|---|
| 品目 | 指輪、ネックレス、ブローチ、金杯など | 確認する道具と所要時間が変わるため |
| 点数 | 全部で20点くらい、引き出し1つ分 | 店頭・出張・宅配のどれが適しているか判断するため |
| 刻印の有無 | 読めるものが5点、読めないものが15点 | 確認の進め方が変わるため |
| おおよその状態 | 切れている、片方だけ、変色している | 状態によっては素材評価に切り替わるため |
すべて分からなくても構いません。分かる範囲で伝えていただければ、残りは査定時に確認します。
刻印の写真は「真上から・明るい場所で・拡大して」
写真を送っていただく場合は、次の3点を意識すると読み取りやすくなります。
- 真上から撮る:斜めから撮ると刻印に影が入り、文字がつぶれます
- 明るい場所で撮る:窓際の自然光が最も読み取りやすくなります。フラッシュは反射して白飛びしやすいので、使わない方が読める場合が多いです
- 近づいて撮ってから拡大する:ズーム機能で寄るより、レンズを近づけて撮った写真を後から拡大した方が鮮明です
撮影する場所は、指輪なら内側、ネックレスやブレスレットなら留め具の平たい板の部分、ブローチなら裏側の金具付近です。全体写真も1枚あると、品目と点数の把握に役立ちます。
店頭・出張・宅配、どれを選べばよいか
方法によって向き不向きがあります。点数と、外出できるかどうかで考えると選びやすくなります。
| 方法 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 店頭買取 | 点数が少ない/店舗が近い/その場で完結させたい | 持ち運びの手間がかかる。細かい品は紛失に注意 |
| 出張買取 | 点数が多い/外出が難しい/その場で1点ずつ説明を聞きたい | 日程調整が必要。訪問購入としてのルールが適用される |
| 宅配買取 | 近くに店舗がない/人と対面せずに進めたい/自分の時間で進めたい | 発送と結果連絡に日数がかかる。梱包の手間がある |
実家の片付けで20点近くまとめて出てきた、という状況では、持ち運びの負担が少ない出張買取か、時間を選ばず進められる宅配買取が現実的なことが多いです。
当店の場合、広島の出張買取と全国対応の宅配買取のどちらでも受け付けており、点数や品物の状態からどちらが向いているかもご相談の段階でお伝えしています。
相談する前に知っておくと安心な、本人確認とクーリング・オフのルール
手続き面で戸惑いやすい部分を、先に整理しておきます。
買取時に本人確認書類が必要な理由
買取業者は古物営業法にもとづく古物商許可を受けて営業しており、同法第15条により、買い受ける際に相手方の氏名・住所・職業・年齢を確認する義務があります。
運転免許証やマイナンバーカードなどの提示をお願いするのは、この規定にもとづくものです。
法令上は対価の総額が1万円未満の取引などで確認義務が免除される場合もありますが、多くの店では取引記録の保存を含めて一律で確認を行っています。買取を伴わない査定のみの段階では、通常、本人確認書類は不要です。
出張買取(訪問購入)には8日間のクーリング・オフがある
事業者が自宅などを訪問して品物を買い取る取引は、特定商取引法上の「訪問購入」にあたります。
この取引では、法律で定められた書面を受け取った日を1日目として8日間、契約の申込みの撤回や解除ができる制度があります。貴金属や宝石類はこの規制の対象品目に含まれます。
また、クーリング・オフの期間内は、売主は品物の引き渡しを拒むことができるとされています。
一方で、店頭買取と宅配買取は訪問購入に該当しないため、この制度の対象外です。また、訪問購入であっても、引っ越しに伴って買取を依頼した場合や、すでに査定が済んだ金額で契約する目的で来訪を求めた場合などは、適用除外となることがあります。
制度の詳細は、消費者庁の特定商取引法ガイドや、お住まいの地域の消費生活センターでも確認できます。
査定だけ受けて売らない、は可能か
可能です。査定は売却の申込みではありません。方法ごとの扱いは次の通りです。
- 店頭:金額を聞いてそのまま持ち帰ることができます
- 出張:その場で断ることができます。訪問の日時は事前予約制で、突然の訪問は行いません
- 宅配:金額に納得できない場合、品物を返送してもらう形になります。返送料の負担は業者によって異なるため、送る前に確認してください
今すぐ相談した方がいい人・急がなくていい人

すべての方が今すぐ動く必要はありません。判断の目安を整理します。
相談を先に進めた方がいいケース
- 点数が多い:1点ずつ調べるより、まとめて見てもらう方が早く終わります
- 片付けに期限がある:家の引き渡しや遺品整理の日程が決まっている場合、保留にしておく時間そのものが負担になります
- 金・メッキ・銀が混在している:仕分けが必要な状態は、自分で判定するのが最も難しい状態です
- 刻印が読めない品が多い:刻印以外の方法でないと判断できないため、自宅での確認では結論が出ません
- 捨てるかどうか迷っている:処分してしまうと取り返しがつきません
急いで動かなくていいケース
- 形見として残す意思がある:金額と関係なく手元に置くと決めている品は、無理に査定に出す必要はありません
- 家族の合意が取れていない:相続に関わる品の場合、先に話し合っておいた方が後の手間が減ります
- まだ使う予定がある:修理して使う選択肢もあります
実際には「残すものと手放すものが決まっていない」という状態が一番多いと思います。
その場合、先に査定を受けて、金額を見てから仕分けるという順番でも構いません。査定額を知ってから残すものを決める方が、判断しやすくなることがあります。
迷っている場合の最小の一歩
いきなり全部を持ち込む必要はありません。写真を1枚送って、刻印が読めるかどうかを確認するところからでも始められます。
そこで「これは持ち込む価値がありそうです」「これは残しておいても良さそうです」といった方向性が見えれば、次の判断がしやすくなります。
点数が多くて外出の時間が取りにくい場合は、段ボールに詰めて送るだけの宅配買取という方法もあります。
人と顔を合わせずに進められて、送料も査定料もかかりません。まずは電話かメールで品目を伝えてみてください。
段ボールに詰めて送るだけ!
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よくある失敗と、防ぎ方
最後に、実際に起こりやすい失敗を4つ挙げます。
自分でメッキと決めつけて処分してしまう
最も損失が大きい失敗です。刻印がない、変色している、軽い気がする——といった理由で処分してしまうと、後から確認する手段がなくなります。判断に迷う品は、処分の前に一度見てもらうのが確実です。
判別しようとして削ってしまう
ネット上には、爪で引っかく、カッターで削る、といった方法を紹介する情報もあります。傷が付いた場合、それが素材評価に影響することがあります。判別は査定側の作業なので、手を加えないままお持ちください。
刻印のある品だけ選んで持ち込む
「読める刻印がある品だけ持って行こう」という選び方は、刻印が擦り切れた金製品を家に残してしまうことにつながります。混在したまま出していただいた方が、結果的に見落としが減ります。
相場の確認をせずに1社だけで即決する
これは正直な注意点としてお伝えします。金やプラチナの価格は日々変動しており、査定額もその日の相場に連動します。
売却前に、公表されている貴金属の店頭価格などで、その日のおおよその水準を把握しておくと、提示された金額の妥当性を判断しやすくなります。
点数が多い場合や高額になりそうな場合は、2社程度で比較してから決めるのも一つの方法です。
金かメッキか分からない品の相談先として:トレジャーマーケットの貴金属買取
ここまでお読みいただいたうえで、実際に相談する先を検討される場合の選択肢として、当店のサービスもご紹介させてください。
広島の出張買取と、全国対応の宅配買取
広島市内および県内広域には出張買取で伺っています。出張は事前予約制で、突然の訪問は行いません。広島以外の地域の方には、全国対応の宅配買取をご用意しています。
段ボールに詰めて送っていただく形で、対面せずに進められます。対応品目や査定の進み方はトレジャーマーケットの貴金属買取ページで確認できます。
混在した品をまとめて仕分けます
金・プラチナ・銀・メッキ・素材不明の品が混ざった状態のまま、お出しいただけます。仕分けと判別を行ったうえで、1点ずつ内訳をご説明します。
刻印が読めない品、切れているネックレス、片方だけのイヤリング、金杯や仏具、メガネフレームなども確認の対象です。
査定額に納得できない場合
査定額は内訳を提示したうえで、判断していただく形にしています。納得できない場合はキャンセルしていただけますし、その際の費用は発生しません。宅配買取の返送料も当店で負担します。
査定スタッフのコメント
「査定だけ受けて断ってもいいのか」というお問い合わせをいただくことがあります。可能です、とお答えしています。
査定の際は、どの品がどの素材で、どういう理由でその金額になったのかを1点ずつご説明します。
ご納得いただけない品については、その品だけ返却するという形も可能です。宅配買取の場合も、一部だけ売却して残りは返送、という対応ができます。
お問い合わせは、お電話・メール・LINEのいずれからでも承っています。最初にお伝えいただきたいのは品目と点数で、それだけで方法のご提案ができます。刻印の写真がある場合は、LINEで送っていただくのが最も早い形です。
よくある質問(FAQ)
Q. 金かメッキか分からない品でも査定してもらえますか
A. 査定を受けられます。素材の判別そのものが査定業務に含まれているため、分からない状態のままお出しいただいて構いません。
Q. K18とK18GPは何が違うのですか
A. K18は製品全体の75%が金の合金です。K18GPは「18金メッキ」を意味し、表面にごく薄い金の層があるだけで、土台は別の金属です。刻印1文字の差ですが、素材としては別物です。
Q. 刻印がない金製品でも買取できますか
A. 買取対象になり得ます。日本では貴金属の品位証明が任意の制度であるため、刻印のない金製品は存在します。刻印以外の方法で素材を確認します。
Q. 磁石でつかなければ本物の金ですか
A. そうとは限りません。メッキの下地に使われる真鍮や銅も磁石に付かないためです。逆に、本物の金製品でも留め具のバネ部分だけ反応することがあります。磁石は補助的な確認にとどまります。
Q. メッキだった場合、その場で断られますか
A. 素材として買取対象外になる場合はありますが、その場で受付を断ることはありません。判断理由をご説明したうえで、石やブランドなど別の観点でも確認します。
Q. 金とメッキが混ざっていても、まとめて出せますか
A. 出せます。仕分けを含めて対応し、どの品がどの評価になったかを1点ずつご説明します。
Q. 査定だけ受けて売らないことはできますか
A. できます。店頭・出張はその場でお断りいただけます。宅配の場合は返送となり、返送料の扱いは業者によって異なるため、送る前にご確認ください。
Q. 査定で品物に傷がつくことはありますか
A. 通常の確認(目視・磁石・重量・分析機)では傷は付きません。試金石を使う確認が必要な場合はごく浅い擦り跡が残ることがあるため、事前にご説明し、了承をいただいてから行います。
Q. 相談するとき、何を伝えればよいですか
A. 品目、点数、刻印が読める品が何点あるか、おおよその状態の4点です。分かる範囲で構いません。刻印の写真があると、より具体的にご案内できます。
Q. 金歯やメガネフレーム、金杯なども対象になりますか
A. 素材に金や貴金属が使われていれば、確認の対象になります。金歯は樹脂や他の金属と一体になっていることが多く、状態によって扱いが変わるため、まずはご相談ください。
Q. 出張買取を頼んだら、断りにくくないですか
A. その場でお断りいただけます。訪問は事前予約制で、突然伺うことはありません。訪問購入には8日間のクーリング・オフ制度もあります。
まとめ:判別できないまま相談していい理由

この記事の結論をもう一度整理します。
- 金かメッキか分からないままでも査定は受けられます。判別は査定業務に含まれます
- K18とK18GPは、刻印1文字の差で素材が別物です。GF・RGP・HGEも金の層を示す表記です
- 刻印がない・読めない品も査定対象になり得ます。日本の品位証明は任意の制度です
- 磁石や見た目では判定しきれません。削る・酸をかける・研磨する・分解する、の4つは避けてください
- メッキと分かった品も、石やブランドなど別の観点で確認します。混在したままお出しいただけます
- 準備は4つだけです。品目、点数、刻印が読める品の数、おおよその状態
自分で見分けようとして時間を使うより、判別を含めて見てもらう方が、結果的に早く片付きます。金額を知ってから、残すものと手放すものを決める——という順番でも遅くありません。
価値が分からないまま箱に戻すより、一度仕分けてもらったほうが、残すものと手放すものを決めやすくなります。電話・メール・LINEのどれでも、品目と点数を伝えるところから始められます。24時間受け付けています。
段ボールに詰めて送るだけ!
全国どこからでも高価買取します
家にある箱に詰めて、着払いで送るだけ。箱の数も大きさも制限なし。

- 全部ゼロ円リスクなしで試せる
- 届いたら詰めてあとは待つだけ
- 誰にも知られず最短即日入金
まずはお気軽にご相談ください
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査定スタッフのコメント
「刻印が読めないものは見てもらえますか」というお問い合わせは珍しくありません。お答えとしては、刻印の有無だけで判断していないため、そのままお持ちいただいて構いません、となります。
実際の査定では、刻印の確認、磁石での確認、重量の測定、分析機での測定を順に行い、それでも判断がつかない品については、擦り跡が残る確認方法について事前にご説明したうえで、了承をいただいてから進めます。
ご相談の段階でできることとしては、刻印がありそうな部分を真上から、明るい場所で拡大して撮った写真をお送りいただく方法があります。指輪なら内側、ネックレスなら留め具の板の部分です。
写真があると、ご来店やご訪問の前に確認できる範囲が広がり、当日の説明もスムーズになります。お電話・メール・LINEのいずれでもお受けしています。